小学生体験学習「イヌワシふれあい体験!inやまがた2016」を開催しました

「イヌワシふれあい体験」が11月13日(日)に小学生と保護者24家族48名の参加を得て開催されました。
この事業は、小学生のみなさんに里山生態系のトップに君臨するイヌワシを間近で体験することにより、里山と生き物の大切さ、自然を守ることの大切さを学んでもらうことを目的としているもので、今年で4回目を迎えました。
第1部は、「ゆうキャンパス・ステーション」を会場として、講師に自然保護活動や猛禽類の調査を行っている「イヌワシの森倶楽部」代表の高橋 誠 氏を迎え、山形の自然のなかに住んでいるたくさんの生き物やイヌワシの生態などのほか、山形・東北の自然環境を守っていくために大切にしなければならないことなどをお話いただきました。
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第2部は場所を山形駅西の芝生ゾーンに移し、高橋講師に加え、日本唯一の鷹匠 松原英俊 氏を講師に迎え、小さい時から動物が大好きだったという松原さんが、現在の鷹匠となるまでの考えや苦労されたことや、実際の狩の様子がどのようなものかなどお話をしてくださり、話の合間にイヌワシが獲物をとる瞬間を子供たちに見せてくれました。
イヌワシが獲物を捕獲する場面では、参加者たちから「おー」という驚嘆の声が上がり、子供たちは目を丸くしてその様子に見入っておりました。
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今回の「イヌワシふれあい体験」を通して、子供たちがイヌワシの生きる自然とそれを取り巻く厳しい環境を知ることで、自分の周りにある自然の大切さを学んでいただけたらと、講師の皆様とともに願っております。

(事務局長 齋藤)