東北芸術工科大学

文芸学科4年生が取材・執筆した震災ルポルタージュ全国発売

芸術学部文芸学科4年笠原伊織さんが取材・執筆した震災ルポルタージュ「アノヒカラ・ジェネレーション 東日本大震災と東北の若者」が、東北芸術工科大学 京都造形芸術大学出版局 芸術学舎より発行され、幻冬舎(本社 東京都/代表取締役社長 見城徹)より、2014年7月8日に全国の主要書店にて発売されました。

笠原さんは、入学以来震災についての作品を書きたいと考えていましたが、なかなか形にできずにいました。2年次に成人式で会った同級生たちと将来を語り合ったことがきっかけで、「友人たちの考えを一つの本にできるのではないか」との思いが芽生え、山川健一文芸学科教授が担当した編集に関する授業の最終課題で企画書を提出。山川教授が高く評価し、発行に向けて動き出しました。
3年次からは山川ゼミに所属し、ゼミ所属学生が一丸となってタイトルやコンセプト、取材対象、帯コピーなどを検討。昨年8月に幻冬舎の見城徹社長に出版企画をプレゼンテーションしたところ、「圧倒的なオリジナリティーがあり、企画の段階での完成度も高く、幻冬舎より刊行したい」と評価され、今回の出版となりました。

タイトルや目次立てなどは、文芸学科学生が担当。表紙や文中の写真には、本学グラフィックデザイン学科卒業生の門馬太一郎さん(福島県南相馬市出身)が在学中に撮影した作品を使用。取材対象も、文芸学科の学生や笠原さんの高校時代の同級生など、身近な友人や知り合いへのインタビューを中心に構成されています。

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