県民の皆様の健康と福祉を支える力に!

山形県立保健医療大学では、地域の皆様と連携を図りながら、日頃の教育や研究の成果を還元していくため、教職員・学生が様々な地域連携・貢献活動に取り組んでいます。

1 公開講座
地域貢献活動の一つとして、2000年から県民の皆様を対象とした公開講座を実施しています。これまで17年間で122講座を開講し、3,000名を超える方々が受講されています。近年は、「考えよう!健康と福祉」をテーマに掲げ、本学のほか、最上・庄内・置賜と県内4つの会場で毎回二つの講座を開講しています。平成27年度からは、置賜会場は、米沢栄養大学と共催で取り組んでおり、よりバラエティに富んだ講座内容となっています。
特に近年は、「長寿」や「介護」、「精神疾患」といったテーマへの関心が高く、参加された受講者の皆様は、熱心にメモをとりながら聴講されており、講義後も積極的に質問等を頂戴しました。今年は、将来医療や福祉関係の仕事に就くことを目指している高校生の姿も印象的でした。

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2 地域行事への参加
隣接する山形県立中央病院が開催している「あおやぎ祭り」へも積極的に取り組んでいます。
本学が誇る花笠サークル「花の会」による躍動的な花笠踊りは、観客の皆様からの合いの手や手拍子で大いに盛り上がりました。

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また、初めての試みとして、本学学生と教員による健康測定のブースを開設しました。この測定は、「知ろう!イキイキ生活度」と名付け、①TUG(Timed Up and Go)=歩く力 ②CAT(Clinical Assessment for Attention=注意力 ③LSA(Life-Space Assessment=生活空間の広がり の3つの測定を行うものです。11月5日・6日の両日に山形ビックウィングで開催された「やまがた健康フェア」でも実施したところ、2日間で370名を超える来場者の方々が測定にチャレンジされました。
皆様の健康への関心の高さに驚きながら、病院実習とはまた違ったスタイルで地域の皆様とコミュニケーションを図ることができました。
この他にも、県内の医療従事者を対象とした講習会等にも取り組んでいます。
今後もこうした取り組みを続けながら、地域の健康増進に貢献していきたいと考えています。

山形県立保健医療大学地域連携・地域貢献