山形県立産業技術短期大学校は、「山形の未来をつくるエンジニア」を育てる学校です。

山形県立産業技術短期大学校は、山形県の産業界の発展に寄与し貢献する「山形の未来をつくるエンジニア」の育成を主たる目標に掲げ、教室で学ぶ座学だけではなく、最新の設備や機器を使用した実験や実習、さらには企業実習を通じて、真に実践力と豊かな創造力を身に付けた技術者を育成しております。
さらに、県内の建設業の若い担い手が著しく減少していることから、県建設業界からの強い要望によって、今年4月に「土木エンジニアリング科」が開設され、第1期生となる21名の学生を迎えました。全国の職業能力開発短期大学校で初めてのこの新学科にも大きな期待が寄せられています。
詳細は、当校のホームページでご覧ください。産業技術短期大学校:http://www.yamagata-cit.ac.jp/

Ⅰ土木エンジニアリング科の発進!

○ 君が山形を創るんだ!:土木エンジニアリング科
「土木」は、英語で“Civil Engineering”と言い、市民生活を支え、発展させるための技術を意味します。具体的には、道路や橋、ダムや港、公園など、私たちのくらしや経済活動を支える社会資本(インフラ)をつくり、守っていく仕事です。
1「測量」技術は、地形図の作成や設計図面通りに構造物を造るための重要な技術となります。

2「施工管理実習」では、「安全管理」「工程管理」「品質管理」「出来形管理」など監理技術者(現場監督)として必要な知識・技術を身に付けます。

事前安全打合せ

舗装修繕・現場管理(H29.9.8撮影)

盛土工・現場管理(H29.12.15撮影)

Ⅱ トピックス

1 地球にやさしい建物をつくる技術者になる!:建築環境システム科
○ 今年も出たぞ 技能五輪!
建築環境システム科では約20年にわたって技能五輪全国大会の配管職種に現役生や卒業生が毎年出場しています。
今年度は11月に開催された、とちぎ技能五輪・アビリンピック2017の配管職種において、本校2年生の上村雅人君、山川尚也君の2名が出場しました。

2 ものづくり産業を支える技術者になる!:機械システム系(デジタルエンジニアリング科・メカトロニクス科)
○ 学園祭で人気沸騰!
機械システム系デジタルエンジニアリング科では、コンピュータを駆使したCAD/CAM技術による設計と精密加工技術を用いて、毎年学園祭に向けたプラスチック成形品を製作しています。今年は『名刺入れ』を製作し学園祭の記念としてプレゼントしたところ、皆さんからは完成度が高いと好評でした。
機械システム系メカトロニクス科では、2年間で学んだ機械・電気電子・制御に関する知識・技術を応用し、色々なロボットを製作しています。学園祭では1人1台製作した競技用『ビンゴロボット』を対戦させ、白熱した試合におおいに盛り上がりました。

3 IoT社会を創る技術者になる!:知能電子システム科
○ Device2Cloudコンテストで初出場、準優勝したぞ!
Device2Cloudコンテストは、今年度で8回目を迎える組込みアプリケーションの企画・開発コンテストで、機器とアプリケーションの開発の他にビジネス構想の審査が行われます。
このコンテストは、全国の大学、専門学校等の高等教育機関に在籍する学生を対象としたコンテストです。予選審査の結果、本校知能電子システム科2年生のYY-SANGITAN(ワイワイサンギタン)チームが決勝大会に参加できる8チームに選抜され、平成29年12月9日(土)に株式会社D2C 東京本社で行われた決勝大会に参加しました。
決勝大会では、審査員の前でプレゼンテーションとデモンストレーションを行いますが、本校チームの「IoTスマートトイレットペーパーホルダー」の構想とプレゼンテーションが評価され、みごと準優勝を獲得しました。同チームが開発したのは、IoT技術でトイレットペーパーの使用量等を把握するもので、大規模ビルにおける効率的な補充や在庫管理、利用者の健康管理などに役立てるシステムです。

4 未来社会を支える情報環境をつくる技術者になる!:情報システム科
○第12回若年者ものづくり競技大会に参加、そして入賞したぞ!
情報システム科では、情報サービスを提供するために必要なシステムの構築、ソフトウェア・ネットワーク・データベースなどの知識とスキル、また、システムを安全に利用するための情報セキュリティ技術を学んでいます。
日頃学んだ技術を活かして各種競技会に参加しています。今年度は、8月3日~4日の日程で愛知県で開催された第12回若年者ものづくり競技大会に2職種(ウェブデザイン職種とITネットワークシステム管理職種)3名の学生が参加しました。ウェブデザイン職種で吉野星さん(2年)が敢闘賞に入賞しました。

下記ホームページもご覧下さい。
若年者ものづくり競技大会

5 13回目の「親子でからくり大発見 by 産技短」を行いました!


平成29年11月18日(土)10:00~16:00 霞城セントラル1階アトリウム、産業科学館2階フリースペース、4階発明工房において第13回目となる「親子でからくり大発見by産技短」が開催されました。
今回は、11ブースで実験や工作、プログラミングを展開し、たくさんの親子連れの来場者がありました。
なんと、800人を超える方がブースに来てくださいました。来年もやります!

 

 

【開催ブースの一部】11ブースのうち人気の高かったブースです。
ロボットを操縦しよう!

プログラミングを体験しよう!

オリジナルカイロを作って温まろう!