山形県立産業技術短期大学校庄内校は創立20周年を迎えました

本校は、産業構造の変化や技術革新に対応でき、地域の経済・産業の発展を担うことができる優秀な人材の育成を目的として、平成9年に制御機械科、電子情報科、国際経営科の3学科編成で開校された職業能力開発短期大学校であり、今年節目の20周年を迎えました。これまで800名を超える卒業生を輩出し、庄内管内を中心に各方面で活躍しています。

今年度、8月に創立20周年記念イベントとして『夏休み親子ものづくり体験教室』を開催し、10月には創立20周年記念式典(記念植樹)を挙行しました。

これからも、地域産業に密着した人材育成機関として、新たな価値・ものを創造していくことに積極的に挑戦する高校卒業生を受け入れ、本県の経済・産業の未来を拓き支える人材を育成してまいります。

◎『夏休み親子ものづくり体験教室』

平成29年8月10日、本校において小学生を対象とした「夏休み親子ものづくり体験教室」を行いました。今回の体験教室は、庄内校の創立20周年を記念して、子供たちにものづくりの楽しさ、素晴らしさを伝えるため、鶴岡少年少女発明クラブと共同で企画したものです。当日は、小学生とその保護者133名が参加し、4つのコース(A、B、C、D)に分かれて体験教室を行いました。いずれのコースも参加者からとても楽しかったと好評でした。

Aコースでは、引かれた線を感知しながら進む「ライントレースロボット」の製作を行いました。参加者は、ハンダ付けや紙粘土の工作に一生懸命取り組みました。

Bコースでは、紙コップとモーターを使った「相撲ロボット」の製作を行いました。相撲ロボットの完成後に、参加者全員で「相撲ロボットのトーナメント大会」を行い、大いに盛り上がりました。

Cコースでは、フリーソフト「スクラッチ」を活用したプログラミングの体験を行いました。猫のキャラクターを動かしたり、好きな色を塗ったりなど、楽しくゲームを作ることができました。

Dコースでは、段ボール・ビニール袋・ビー玉などを使った「ピコピコキャタピラとポンポンカーリング」の製作を行いました。参加者からは、身近な物でとても面白いものができたと好評でした。

◎『創立20周年記念式典(記念植樹)』

平成29年10月18日、山形県立産業技術短期大学校庄内校の創立20周年記念式典を挙行しました。この20年間、温かい御支援と御協力を賜りました多くの皆様から御臨席いただきました。

〇記念植樹
学生、訓練生、教職員が見守る中、山形県商工労働部長、庄内校教育振興会長、校長、庄内職業能力開発センター所長、学生代表及び訓練生代表による記念植樹及び記念撮影が行われました。

(庄内校正面玄関前の南側敷地に植樹したソメイヨシノが花を咲かせ、新入生を明るく迎えることを期待しています。)

〇記念式典
尾形校長が「社会のニーズと技術の進歩に適切に対応できる高度の専門技術を有し、創造力に富み、実践力のある産業人を育成して、皆様の御期待に応えるべく、誠心誠意努力してまいります。」と式辞を述べました。引き続き、山形県知事(商工労働部長代読)、山形県議会議長、酒田市長(教育長代読)、鶴岡市長(商工観光部長代読)及び庄内校教育振興会長からお祝いの言葉を頂戴いたしました。

〇記念講演会
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 中原光一 研究部部長を講師にお招きし、「サントリーの研究の志 -創造と挑戦-」というテーマで御講演いただきました。

山形県立産業技術短期大学校庄内校