社会人力育成山形講座でひとつ先の自分へ

リーダーシップ教育

平成25年4月から「社会人力育成山形講座」がスタートしました。この講座は、文部科学省の平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に採択された「美しい山形を活用した『社会人力育成山形講座』の展開」の取り組みです。山形県全域の自然、文化、コミュニティ、産業等の多彩な地域資源を教育資源として取り入れながら、国公私立の枠を超えた山形県内の高等教育機関、自治体および経済界が連携した共同教育プログラム(山形フィールドワーク教育、山形プロジェクト教育、山形起業教育及びリーダーシップ教育)を立ち上げました。この共同教育プログラムにより学生の社会人力(社会人として求められている能力:コミュニケーション力、課題解決力、リーダーシップ)を育成します。

平成25年度には27科目(全体を俯瞰する授業1科目、山形フィールドワーク教育3科目、山形プロジェクト教育10科目、山形起業教育9科目、リーダーシップ教育4科目)を開講し、平成26年度には29科目(全体を俯瞰する授業2科目、山形フィールドワーク教育3科目、山形プロジェクト教育13科目、山形起業教育7科目、リーダーシップ教育4科目)を開講する予定となっております。

■山形フィールドワーク教育とは
山形県の地域の魅力(自然・文化・歴史・産業)を体験的に学習します。地元講師の指導やチームでの学習を通じて、コミュニケーション力・行動力・チームワークを育成します。
■山形プロジェクト教育とは
地域の様々な課題を調査検討し、それに対する提案を行います。さらに課題の現地調査を通して地域の住民と接し、コミュニケーション力と課題解決力の育成を図ります。
■山形起業教育とは
起業家精神やマネジメント手法、起業に関わる実践的な知識を学習します。さらに起業プロセスの体験を通して課題解決力、リーダーシップ等を育成します。
■リーダーシップ教育とは
次の時代や社会を切り拓くリーダーシップ意識を作り出します。状況変化が生じて新たな問題に直面する場合の対応能力、チームを牽引できる力を育成します。

社会人力育成山形講座は、大学コンソーシアムやまがたの単位互換制度を活用し開講されます。各大学等の枠を越え、ぜひ異なる大学等の教員や学生との交流を図ってください。他大学等の授業を受講するには、所属大学と、受講したい授業が開講される大学との両方で手続きが必要です。履修申込みやお問合せは、各大学等の教務担当係にお尋ねください。

また、県民の皆様におかれましては、授業において学生が地域や企業へお邪魔することがあると思われます。山形県を担い、変革する人材をご一緒に協働して育成していただけますようお願いいたします。

詳しい山形講座の内容は、下記のアドレスの「美しい山形を活用した『社会人力育成山形講座』の展開」のホームページでご覧いただけます。
http://sodateru-y.jp/

山形フィールドワーク教育

山形プロジェクト教育