小学生体験学習「イヌワシふれあい体験! in やまがた 2017」を開催しました

「イヌワシふれあい体験」が11月12日(日)に小学生と保護者18家族34名の参加を得て開催されました。
この事業は、小学生のみなさんに里山と生き物の大切さ、自然を守ることの大切さを学んでもらうことを目的としているもので、今年で5回目の開催となります。
第1部は、講師に自然保護活動や猛禽類の調査を行っている「イヌワシの森倶楽部」代表の高橋 誠 氏をお迎えし、山形の自然のなかに住んでいるいろいろな生き物やイヌワシの生態などのほか、山形・東北の自然環境を守っていくために大切にしなければならないことなどを貴重な映像とともにお話いただきました。

第2部は、日本唯一の鷹匠 松原英俊 氏とイヌワシのコンロンに登場してもらい、小さい時から動物が大好きだったという松原さんが、中学生の時に林の中へ白鷹(シロハヤブサ)を追ったこと、蛇のアオダイショウを家族に内緒で段ボールに飼っていて、逃げられて大騒ぎになったことなど、様々な動物たちとのかかわりをお話していただきました。また、鷹匠となるまでにいろいろご苦労されたこと、最初の獲物を獲るまでに4年半かかったこと、そして自分の夢を追い求めることの大切さについて話をしていただきました。
話の途中でイヌワシが羽ばたくと、起こる風の強さに「おーっ」と子どもたちに驚きの声が上がりました。

今回の「イヌワシふれあい体験」を通して、子供たちが自然界に生きる動物たちとそれを取り巻く厳しい環境を知ることで、自然の大切さを学んでいただけたものと信じております。

(事務局長 齋藤)