人間福祉学科の令和2年度卒業生33人全員が介護福祉士の国家試験に合格し、合格率100%を達成しました。しかし、介護福祉学の教育は国家試験合格だけが目的ではありませんので、暗記学習に偏らないよう、人に向き合う誠実さなどを醸成できるよう学生に考えさせ、理解を促す授業を心がけています。また、科目担当教員は国家試験問題の頻出内容を理解した上で繰り返し確認しながら授業を展開しています。科目担当教員が学生の「わかる」を支える授業展開をしていること、学生同士が国家試験全員合格に向け、機運を高めて合う環境があることが最大の強みです。
令和3年度、人間福祉学科から現代福祉学科へとリニューアルした本学科の特徴について、今回はご紹介します!
特徴①幅広い視野と 教養を備えた 介護福祉士を養成
日々の学習はもちろん、高齢者訪問活動など人と人との関わりの中で、高度な介護知識と介護に必要な医療知識を身につけ、利用者の個性を理解し尊重できる、質の高い介護福祉士を目指します。
特徴②習熟度に応じた学習で万全の国家資格対策
2年次の「現代福祉演習Ⅰ・Ⅱ」では、介護福祉の専門的知識を習得するために、問題演習や模擬試験を行います。また、個人の習熟度に合わせたクラス分けで、より効果的な学習を展開しています。学生たちは問題演習や模擬試験結果から、自分の苦手分野を分析し、友達同士で教え合いながら、「みんなで合格」を合言葉に国家試験合格を目指して学習しています。
特徴③幅広い地域社会で活躍する人材育成
学科名変更の趣旨ですが、現代社会は「超高齢社会」であり、医学の進歩に伴って障がいを持ちながら地域で生活する人が多く、かつ、性別・年齢・国籍の違う人など、多世代共生が求められています。それによって介護福祉へのニーズが拡大しています。これまでは、介護福祉士資格を取得して施設介護に就職する卒業生がほとんどでしたが、これからは、介護福祉の知識と技術を多方面のサービスやビジネスで活かす人材が必要となってきたということです。そこで、現代福祉学科では、医療福祉サービス業、販売サービス業、旅行宿泊業などの幅広い地域社会で活躍できる人材を育成していきます。
特徴④本学人間関係学科3年次に編入で「介護福祉士」と「社会福祉士」資格取得を目指す
現代福祉学科2年間の学修を経て、本学人間科学部人間関係学科3年次に編入し、「社会福祉士」の学修をすることによって、4年間の在学中に二つの専門分野を効率よく学ぶことができ活躍する場が広がります。
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