特集!高等教育機関ナビ

県内の高等教育機関が地域や県民に向けてPRしたい情報を紹介するページです。 1ヶ月ごとのリレー形式でお送りします。

今月は 山形工科短期大学校

山形工科短期大学校

本校舎移転完了/技能競技大会/イベント参加/オープンキャンパス

本校舎移転完了

開学以来30年近くにわたって長井市大石地区の山の中で学校を運営して参りましたが、このたび本校舎を長井市内伊佐沢の住宅地に移転しました。長井市役所から10分程度となり、アクセスが格段に改善されました。移転にあわせて全寮制を廃止し、学生は自宅等または長井市街地の宿舎から通学が可能となりました。令和6年5月より移転先校舎で本格的に授業が開始されました。

技能競技大会にて第1位、第2位入賞!!

第12回若年技能者技能競技大会が、令和6年10月5日に河北高等技能専門校にて、山形県職業能力開発協会の主催で開催され、本学より3名参加いたしました。建築大工職種にて第1位、第2位に入賞しております。この大会に向けて、技術向上に向けて日々研鑽した結果です。

長井ミンナガフェスに参加し大盛況!

長井市の中心市街地のにぎわい創出を目的としたイベント「長井ミンナガフェス」が令和6年10月12日、つつじ公園で開催されました。本学学生は、子供たちが木っ端を自由に塗ったり、貼り合わせたり出来るブースを開き、たいへん多くの子供達で一日中にぎわい大盛況でした。大工レンジャーも久々に登場し、会場を盛り上げました。

11月9日オープンキャンパス開催

令和6年11月9日(土)にオープンキャンパスを開催致しますので、是非ご参加下さい。学校説明会、校舎見学の他、実習体験では、木を加工し、スマホスタンドを作成し、記念にお持ち帰り頂けます。

 

山形工科短期大学校

今月は 山形県立米沢女子短期大学

山形県立米沢女子短期大学

聴講生制度ができました!

 

山形県立米沢女子短期大学では、令和5年度後期より、聴講生を募集しております。令和6年度からは前期、後期において聴講生を募集しております。(現在、募集は締め切っております。)

聴講生は、学生と同じ講義を受講することができ、単位認定を必要としない方や教養を高めたい方が学ぶことができる制度です。

令和6年度後期では以下の講義を聴講生向けに開講しております。
(学生と一緒に受講することになります。)

・国語国文学科 日本語運用スキルアップゼミ
・英語英文学科 リスニング、英文法、イギリス文学作品研究、英語学入門
・日本史学科  女性史
・社会情報学科 視覚文化論、メディア表現論、認知心理学、
        情報社会論、地域社会学、環境社会学

授業料は1単位につき5,000円
聴講希望の場合は申込書類を提出いただいた後、書類審査又は面接で選考されます。
令和5年度は2人、令和6年度は7名の方に聴講いただいております。
来年度も引き続き聴講生を募集しますので、興味のある方はぜひご受講ください。詳細については以下のURLをご覧ください。

聴講生の募集について

 

山形県立米沢女子短期大学

今月は 山形県立米沢栄養大学

山形県立米沢栄養大学

山形県立米沢栄養大学は開学10周年を迎えました。

 

 平成26年4月に山形県立米沢栄養大学が開学し、今年で開学10周年を迎えました。
 本学はこれまで299人の卒業生を輩出し、食と栄養の面から県民の健康を支え、守る人材の育成に貢献してまいりました。今後も、将来にわたり成長を続けながら、教育研究の成果を地域に還元してまいります。
 11月3日(日)には、米沢市内で10周年記念事業として、記念式典、記念講演、記念祝賀会を開催する予定です。

◇沿革◇

沿革

昭和27年 4月    米沢女子短期大学開学
平成 6年 4月    健康栄養学科開設
平成25年10月    山形県立米沢栄養大学設置認可(定員40名)
            新校舎(D号館:山形県立米沢栄養大学大学棟)完成
平成26年 4月    山形県立米沢栄養大学開学(短大健康栄養学科を改組)
平成26年10月    開学記念式典開催
平成30年 3月    初めての卒業生を輩出
            管理栄養士合格率100%
            就職率100%を達成
平成30年 4月    大学院(定員3名)を開設


 

山形県立米沢栄養大学

今月は 山形県立保健医療大学

保健医療を支えるプロフェッショナルに!≪山形県立保健医療大学≫


山形県立保健医療大学では「幅広い教養と豊かな人間性を備え、高度な知識と技術を持ち、専門職としての理念に基づき行動できる人材を育成する」ことを目的とし、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士の養成を担い、これまで社会に送り出してきた卒業生は約2,000人を数え、山形県内はもちろん、東北地方や全国で保健医療の専門職や指導者として活躍しています。

本学の特徴は、①少人数制によるきめ細かな教育、②充実した多職種連携教育、③多様な臨床・臨地実習の場を用意し、卒業生のネットワークや地域の協力に支えられた質の高い実践教育、④米国・コロラド大学、コロラド州立大学、チェコ・マサリク大学医学部、台湾・国立台北護理健康大学、中国・上海健康医学院との交流協定を基礎に、国際感覚が豊かでグローバルに活躍できる人材の育成、が挙げられます。保健・医療・福祉の実践には円滑なチーム医療が必須ですが、本学では多職種連携教育として、看護学科・理学療法学科・作業療法学科の3学科が縦横に協働・連携するカリキュラムを編成し、全学をあげて先進的な教育実践を推し進めています。

 

◆山形県立保健医療大学の「いま」

○看護学科 山形県立中央病院 公開看護部新人研修に4年生が参加

2024年4月18日、5月2日両日に4年生12名が山形県立中央病院の公開新人研修に参加し、採血・注射・点滴等についてと、移乗・移送に関する研修を受講しました。

緊張しながらも、実際に院内で使用されている医療器材や薬剤を用いて演習を行ったり、患者役・看護師役を交代しながら、必要な技術を学ぶことができました。

○理学療法学科

地域住民の協力のもと模擬患者を導入した医療面接演習を実施

理学療法学科では、山形模擬患者(SimulatedPatient:SP)研究会の協力のもと、SPを導入した医療面接演習を実施しています。今年度は2024年5月17日に開催され、3年生20名とSPの方5名が参加しました。学生からは「実際の患者さんみたい」「患者さん自身どのように感じたかを聞くことができてよかった」との感想があり、臨床実習前の充実した授業となりました。

 

○作業療法学科

コロラド州立大学との対面での国際交流の再開:リアルな経験の価値を再認識

2023年8月21日から25日まで、コロラド州立大学(CSU)作業療法学科との国際交流が、4年ぶりに対面形式で再開されました。今回、CSUから教員1名と学生5名が来学しました。参加者は、CSUの教員と学生による講義、そして本学作業療法学科4年生による日本文化の紹介と体験を通じて、学術的・文化的交流を行いました。この交流は今年度も2024年8月26日から30日までの間に行われます。作業療法の国際性、そして文化の違いを直接体験できる充実の一週間となります。

また、CSUとの交流では、2024年3月3日から10日まで、本学の学生8名と教員3名が米国へ渡航し、講義への参加やホームステイなどを通して交流を深めました。こちらも4年ぶりでの再開となりました。

◆イベントの情報

○公開講座の受講者を募集しています。今年度は4回とも対面とZoomによるハイブリッド方式により開催します。受講料は無料でどなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。

申込はこちら

 

 

山形県立保健医療大学

今月は 電動モビリティシステム専門職大学

電動モビリティシステム専門職大学

本学教員による出張講義を行っております

本学教員が出張講義をしております。
本学は工学系専門職大学で、電池、モーターインバータ、車体、自動運転の専門科目から車両デザイン、環境問題への取組み、経営などを多角的に学ぶことができます。企業での最先端の研究をし、開発リーダーをしてきた教員の講義はテンポよく明確で、教科書に書いてあることにとどまらず実践で経験してきたことを織り込んで講義させていただきます。

■【高校生向け出張講義一覧】はこちらからご覧ください

5月28日にスーパーサイエンスハイスクール指定の青翔開智高校への出張講義の様子です。


出張講義は旅費も含めて無料で実施しております。
気になる講義がございましたら下記お問合せフォームからお気軽にお申込みください。

◆お問合せフォーム◆

電動モビリティシステム専門職大学

今月は 東北農林専門職大学附属農林大学校

東北農林専門職大学附属農林大学校(山形農林大学校)

拓こう!次代へつなぐ新たな農林業の扉

農林業のスペシャリストを養成します。令和6年度より東北農林専門職大学の附属校になりましたが、これまで通り県立の2年制専修学校として農林業を基点とする様々な進路実現を支援します。

Ⅰ 教育目標

1 高度で実践的な農林業技術、地域資源の付加価値向上に向けた知識や技術の習得と応用力の養成
2 創造性豊かで国際化や時代の変化に即応できる企業的経営感覚の養成
3 将来の山形県農林業を担う地域社会のリーダーにふさわしい資質と能力の養成

Ⅱ 人材育成の方向

1 本県農林業を支える人材の育成
高い農林業技術や経営管理能力を備え、本県の農林業と農山村の持続的な発展を支える経営者
2 本県農林業の未来を拓く人材の育成
新技術の活用や雇用創出・経営発展等により、次世代の農林業を切り拓く革新的な経営者
3 本県農林業の価値を高める人材の育成
地域資源を活かした6次産業化の推進役として、本県農林業の価値を高める創造性豊かな経営者
4 本県農林業を全国・世界に発信する人材の育成
豊かなコミュニケーション能力と強力な人的ネットワークを活かし、新たな情報を発信できる実践的な経営者

Ⅲ 養成部 【学科・定員】

1 修業期間  2年
2 定員 1学年 40名
3 学科 6学科
稲作経営学科、果樹経営学科、野菜・花き経営学科(野菜コース、花きコース)、畜産経営学科、農産加工経営学科、林業経営学科

Ⅳ 卒業時の資格等

1 卒業生に「専門士(農業専門課程・林業専門課程)」の称号が与えられます。
2 4年制大学への3年次編入学試験の受験が可能です。
3 各種資格の取得

(1)全学科

大型特殊自動車免許(農耕用)、けん引自動車免許(農耕用)、産業用マルチローター(ドローン)技能認定講習、小型車両系建設機械操作資格、日本農業技術検定(2級、3級)、フォークリフト運転、毒物劇物取扱者資格(農業用) 農業簿記検定(3級)、危険物取扱者資格(乙種、丙)、アーク溶接、販売士検定(2級、3級)、土壌医検定(3級)

(2)花き経営学科のみ

フラワー装飾技能士(2級、3級)

(3)畜産経営学科のみ

家畜商、家畜人工授精師(牛)

(4)林業経営学科のみ

チェーンソー、刈払機、小型移動式クレーン、玉掛け、高性能林業機械、車両系建設機械(3t以上)、赤十字救急法、不整地運搬車

Ⅴ 施策・給付金・奨学金

1 卒業後に独立・自営就農、雇用就農又は親元就農を目指す学生は、「新規就農者育成総合対策(就農準備資金)」の申請対象となります。
2 卒業後に林業分野に就業する学生は、「緑の青年就業準備給付金」の申請対象となります。
3 日本学生支援機構「奨学金(給付型・貸与型)」の申請対象となります。

Ⅵ 学科紹介
1 稲作経営学科

(1)水稲の生育調査と生育診断に基づく生育調節による高品質・良食味米生産について学びます。
(2)大規模稲作経営に向けて、直播栽培やICTを活用した省力・低コスト技術とGAPの取組みによる効率的な経営管理について学びます。

2 果樹経営学科

(1)高品質な果実の安定生産技術に加え、熟練農家の栽培技術、多品目栽培に対応した軽労・省力化技術、「加温さくらんぼ」などの施設栽培技術について学びます。
(2)市場視察研修や販売実習等を通して、市場流通の仕組みや販売管理について学びます。

3 野菜・花き経営学科(野菜コース)

(1)本県の主要野菜である、すいか、メロン、きゅうり、トマト等の基本的栽培技術とともに、生理生態などの基礎知識を幅広く習得し、複数品目の組み合わせなどによる野菜経営を学びます。
(2)環境制御施設(自動温度管理・自動養液管理)を活用したトマト栽培に取組み、ICT活用による省力・低コスト技術について学びます。

4 野菜・花き経営学科(花きコース)

(1)本県の主要切り花であるトルコぎきょう、ストック、きく等および鉢物のシクラメン、各種花壇苗の生産技術の基本と本県の主要な枝物花木である啓翁桜、スノーボール等の最新の生産技術について学びます。
(2)花き市場や生花店等の視察研修で花き流通を学ぶとともに、花きの利用技術としてフラワー装飾技能士(国家資格)の取得を目指します。

5 畜産経営学科

(1)衛生的な生産工程管理に基づいた肉用牛の繁殖、肥育技術など高品質な畜産物を生産するための飼養管理の基本と飼料作物の生産や利用技術について学びます。また、乳用牛の基本的な管理についても隣接する畜産研究所と協力して学びます。
(2)酪農、和牛肥育・繁殖経営に取り組む法人の視察研修やインターンシップを通じて、より高度な生産技術と経営手法について学びます。

6 農産加工経営学科

(1)果実、野菜、米、大豆など県産農産物を使った加工品、チーズ・ヨーグルト等の乳製品など、幅広い品目の製造技術について学びます。
(2)県内の食品企業での体験研修を行い、製造現場の衛生管理や製造工程について実践的に学びます。

7 林業経営学科

(1)高性能林業機械をはじめ、チェーンソーや刈払機、小型移動式クレーン、フォークリフトなど機械操作の資格を取得し、さらに実践的な操作技術について学びます。
(2)造林・育林から森林病虫獣害、木材の生産・加工・流通、山菜・きのこなど、森林・林業に関する幅広い知識と専門技術について学びます。

東北農林専門職大学附属農林大学校

今月は 山形県立産業技術短期大学校庄内校

山形県立産業技術短期大学校 庄内校

地域に根差し、産業界を担う人材を地域と一緒に育くんでいます!

「技術も、資格も、就職も 自分の夢を2年でかなえる新しい挑戦!!」


   (鳥海山を背景に酒田京田西工業団地に立つ)

 山形県立産業技術短期大学校庄内校は、リーダー技術者・技能者を養成する職業訓練の短期大学校として、平成9年に開校以来、これまで約1,000名の卒業生を輩出しています。
 令和2年度に大幅な学科再編(現行の学科構成)を行うなど、日々、技術革新の対応に努め、地域産業界のニーズに応えてきました。
 徹底した少人数教育を進められるよう、熟練の教員スタッフが、学生3.3人に一人配置されており、これにより高校までの修学背景に応じた、学生に寄り添ったきめ細かな指導を可能にしています。

産業技術短期大学校庄内校で学ぶメリット

1⃣ 学費の負担が少ない
2⃣ 高大一貫教育で、さらなるスキルアップが可能
3⃣ 初学者でも確実にステップアップができる
4⃣ 山形大学工学部3年次への編入など更なる進学の道も魅力
5⃣ 就職率は高く、ほぼ100%
6⃣ 社会人の再就職に向けて、強い武器になる
7⃣ 就職に有利な上位の資格を取得できる

産業技術短期大学校庄内校で学ぶ魅力

◎ 短期大学校の2年間のカリキュラムを通して、幅広い専門知識や最新の技術を学び、企業の即戦力技術者・技能者として、有力企業への就職を勝ち取ることができます。

◎ 職業能力開発に向けた実務教育を重視しているため、実習・実験を中心としたカリキュラムで、企業の現場感覚を身につけた、より実践的な学びが可能です。

◎ 庄内校の学びを通して、各種技能士(2、3級)、基本・応用情報技術者試験、日商簿記検定(1~3級)、メディカルクラーク等の資格を取得し、有利な就職につなげることができます。

◎ 身につけた専門性を活かして、卒業後は、多くの学生が、地元の有力企業に就職し、活躍することができます。

・・・・・最近のトピックをご紹介します

■ Hondaエコマイレッジチャレンジ2023第42回全国大会参加(生産エンジニアリング科)

 令和5年9月9、10日栃木県のツインリンクもてぎにて開催された、Hondaエコマイレッジ チャレンジ2023全国大会に参加しました。

 この大会は自作の一人乗りフレーム(車体)にホンダ製4サイクル50ccエンジンを載せ、「1リットルのガソリンで何キロ走れるか」を競い合います。競技内容はコースを平均時速25km/hで7周(16389.68m)し、消費した燃料から燃費を算出して順位を決めるものです。

 昨年は残念ながらキャブレタのオーバーフロー(ガソリン漏れ)があったためリタイアとなりました。今年は無事完走とチーム記録更新を目標に大会に挑みました。1日目(練習走行日)は台風の影響で急遽日程変更があり、コースを3周走行するだけになってしまいました。例年は決勝日と同じ周回で燃費計測もあるのですが、今回は燃費計測も無しでした。2日目(決勝日)は天候も回復し予定通りの日程で行われました。走行パターンなど前日に確認することができなかったため、ドライバと連絡を取りながらの走行となりました。結果は42台のエントリー中(大学、短大、高専、専門学校クラス)、完走20台で当校は335.254kmという記録で14位になりました。燃費は過去の記録を更新できませんでしたが、当校の過去最高順位となりました。

■ 技能五輪全国大会選考会に出場(情報通信システム科)

 当科では外部の競技大会に以前から積極的に参加しています。直近では令和5年7月31日に静岡県静岡市にて開催された、第61回技能五輪全国大会職種選考会に出場しました。ITネットワークシステム管理という職種で、過去には2名の学生が全国大会に出場しています。信頼性の高いネットワークとサーバシステムを設計・構築・運用管理することを前提とした、シナリオに沿って仮想サーバーと仮想ネットワーク機器を規定時間内に設定していく競技です。
 また、同会場にて第18回若年者ものづくり競技大会が8月1日と2日に開催されました。この競技大会の業務用ITソフトウェア・ソリューションズにも出場しました.この職種は、仮想の業務を想定したシステムの設計と開発、加えてそのシステムのプレゼンテーション能力を競います。過去には多数の先輩が入賞していて、2017年にはアラブ首長国連邦のアブダビで開催された技能五輪国際大会に出場した卒業生もいます。
 

■ 酒田光陵高校で職業講話を行いました(IT会計ビジネス科)

 当科教員が酒田光陵高校との教育連携協定に基づく総合学習支援として、令和6年1月12日に酒田光陵高校ビジネス会計科2年生に対し、職業講話を行いました。
 講話内容は、酒田市の活力を知ることをきっかけに、今後の就業人口減少の視点からどのような能力を身に付けていかなければならないか、といった内容です。
 今回の講話は、より地元のことを知っていただける機会となったと考えております。IT会計ビジネス科では、来年度も酒田光陵高校に対する総合学習支援に引き続き取り組んでまいります。
 

さらに深掘り 庄内校の学科紹介

◆生産エンジニアリング科(定員20名)
“ものづくり”のスペシャリストになろう!


   (生産エンジニアリング科) 協働ロボットの制御実習
 製造業の生産性の向上につながるオートメーションを実現するため、3次元CADによる機械設計、NC加工機や協働ロボットの制御技術を習得し、リーダー技術者を育成します、卒業後は、製造メーカーで、設計や加工に長けた、ものづくりエンジニアとして活躍しています!

◆情報通信システム科(定員20名)
スマートな社会や新たなサービスを実現できる技術者・リーダーになろう!


   (情報通信システム科)プログラミング実習
 アプリケーション、AI、IoT、クラウド、ネットワーク・セキュリテイなど幅広い先端技術を駆使して、地域の未来を創造するICT技術者を育成します。卒業後は、システムエンジニアとして活躍しています!

IT会計ビジネス科(定員20名)
産業界で地域経済を担うリーダーになろう!


   (IT会計ビジネス科)ゼミナールでの学び
 企業で有用な、ビジネス情報活用、企業会計、コミュニケーションスキルを身につけ、即戦力のビジネスリーダーを育成します。卒業後は、企業の即戦力として、企業会計のエキスパート、金融機関職員、企業の総合職、メディカルクラークなど幅広い分野で活躍しています!

産技短庄内校の詳しい情報は、ホームページからもご覧になれます。

<お問い合わせ先>
山形県立産業技術短期大学校庄内校
〒998-0102 酒田市京田三丁目57番4号
TEL.0234-31-2300 FAX.0234-31-2770
URL http://www.shonai-cit.ac.jp/

今月は 山形県立産業技術短期大学校

山形県立産業技術短期大学校

創立30周年記念式典・記念講演会を開催しました。

 11月14日、本校創立30周年記念式典及び記念講演会を開催いたしました。
 地域産業の発展に貢献できる優れた実践技術者を育成するという目的のもと人材育成に取り組んできた30年の歴史、そして新時代の産技短に思いを馳せ、これまで支えていただいた多くの関係者の方々に感謝を伝える式典となりました。
 記念式典では、校歌斉唱の後、校長式辞、山形県知事挨拶に続き、山形県議会議長、本校教育研究振興会長からご祝辞をいただき、30周年記念事業である案内看板やデジタルサイネージの紹介をいたしました。
 記念講演では、(一財)日本自動車研究所の谷川浩研究主幹から「~一緒に考えよう!未来へのドライブ!~交通社会、自動車産業の大変革期における地方の展望について」と題して、変革期にあるモビリティと地方への影響等についてご講演をいただき、これから社会に飛び立っていく学生に励ましのエールも送られました。

本校の案内看板とデジタルサイネージを設置しました。

 県道から本校への入口脇に案内看板を、校内の建物3ヶ所にデジタルサイネージを設置し、11月1日に除幕式を行いました。
 これは、本校創立30周年を記念し、教育研究振興会と同窓会の支援を得て設置したものです。
 看板の設置により学校の存在が分かりやすくなるとともに、本校のアピールにつながることが期待されます。また、デジタルサイネージにより学生や来校者の利便性の向上が図られることが期待されます。

本校の情報を発信しています

    YouTube      X(旧Twitter)     学校HP

                   ぜひ、ご覧ください。

山形県立産業技術短期大学校

今月は 放送大学山形学習センター

放送大学山形学習センター

こんな時代だから「放送大学」という選択肢。-若者世代の学生が増えています-

 放送大学は、「いつでも」「どこでも」「誰でも」学べる文部科学省認可の通信制の大学です。
 山形学習センターは、JR山形駅に直結した霞城セントラルの10階にあり、静かで快適な学習スペースを提供しています。図書・視聴室からは、日本百名山の一つ「蔵王山」の雄大な山並みが一望できるほか、同じフロアからは、こちらも日本百名山の「月山」も一望できます。大変よいロケーションですので、一度見学に来てみてください。

 授業はBS放送で放送されており、一般の方も視聴が可能です。また、番組紹介動画などをYouTubeで配信しているほか、放送授業とオンライン授業は、本学ホームページで体験できますので、一度覗いてみてください。

 2024年度第2学期学生募集(10月入学生)出願期間(予定)
  第1回募集 2024年8月31日(土)締切
  第2回募集 2024年9月10日(火)締切

 

◎放送大学が選ばれる3つの理由!

1 国立大学の1/3のリーズナブルな学費

〇入学時の学力試験がなく、出願料もありません。また、入学は4月と10月の年2回です。
〇全科履修生の入学料24,000円で最長10年間在籍できます。
興味のある科目を短期間で学ぶ、選科履修生(1年間在学 入学料9,000円)、科目履修生(6カ月在学 入学料7,000円)という制度もあります。
〇授業料は1単位当たり6,000円で、各学期に支払う授業料は、その学期に履修する単位数分だけです。
〇全科履修生として、卒業までにかかる基本学費は768,000円です。

2 どこでも受講できる利便性

〇BS放送・BSラジオ・インターネット等で学べます。
放送授業は、BS放送やインターネット等で学習します。また、各学期末の単位認定試験も、Web試験になっています。
オンライン授業は、パソコンとインターネット環境があれば、学習できます。
〇講師から直接学ぶ「面接授業(スクーリング)」
山形学習センターでは、地域の方を講師に迎え、山形を知るフィールドワーク中心の面接授業を多く開講しており、好評を得ています。
クラゲの種類数でギネス記録を持つ「加茂水族館」での授業や「山形美術館」での学び、2023年度には山形県の日本酒造りの独自の取り組みについて勉強し酒蔵などを巡る授業を開催し、2024年度には今まで他の学習センターでも開講したことのない、地元「山形交響楽団」の表舞台やその裏側も学べる授業を開講する予定です。ご注目ください。

面接授業「在来作物の魅力と活用その2」で「もってのほか(食用菊)」の栽培農園を見学

3 誰もが学びを深められる幅広い分野

〇放送大学は教養学部教養学科のみの単科大学ですが、6つのコースがあり、幅広い分野を学べます。全コースの修了を目指す方も多くいます。
 ・生活と福祉コース
 ・心理と教育コース
 ・社会と産業コース
 ・人間と文化コース
 ・情報コース
 ・自然と環境コース

 

◎公開講演会(市民講座)を開催しています

 2023年度の放送大学山形学習センター公開講演会を、1月28日には新庄市の新庄市民プラザで、2月4日には山形市の遊学館で開催しました。
 いずれも「ナスカの地上絵」研究の世界的権威のお一人である、坂井 正人氏(山形大学学術研究院教授)を講師として招聘しまして、演題『世界遺産ナスカの地上絵研究:人工衛星画像・ドローン・人工知能』を講演いただきました。各回とも50名ほどの市民の方々にご参加いただきました。
 当センターでは、次年度以降も一般市民の方々が気軽にご参加いただける、身近なテーマを取り上げて講演会を開催する予定です。
 開催が決まり次第、当センターウェブページでお知らせしますので、皆さん是非ご参加ください。
http://www.sc.ouj.ac.jp/center/yamagata/

山形市「遊学館」での公開講演会の様子

放送大学山形学習センター

今月は 東北文教大学短期大学部

東北文教大学短期大学部

子どもフォーラムの開催

 1月27日に、東ソーアリーナで「幼児と共に」を開催しました。子ども学科1年生と付属幼稚園年長児で合同練習やリハーサルを重ね、ドキドキワクワクの本番を迎えました。
 また、2月9日には子ども学科の「子どもフォーラム(卒業研究発表会)」を開催します。
 子ども学科2年生の集大成となる卒業研究発表会として、午前の部では研究発表(口頭発表)、午後の部ではオペレッタゼミの舞台発表を行います。2年生は年明けから卒業論文・要旨集の提出、学期末試験を終え、子どもフォーラムの発表に向けて最後の力を振り絞って準備をしています。
 発表だけではなく、事前準備や当日の運営も学生が主体となって行っており、皆で協力し合いながら進め、手作り感のあるものとなっておりますので、ぜひ本学にお越しいただき、学生の発表をご覧ください。
 子ども学科では、授業で学んだことを実習で確認し、そして次の授業に向かうというステップに基づいたカリキュラムを実践しています。「子どもを知る」ことから始まり、「子どもに寄り添う」、「子どもを支える」そして「子どもから学ぶ」を理念としています。
 卒業後も「学び続ける」ことができる力を育成しています。

 
  ※昨年の様子です

■「子どもフォーラム」

東北文教大学

今月は 東北文教大学

東北文教大学

学生や地域の皆様に喜んでいただける企画を続々と

■「朝ごはんを食べよう。」

 本学初の試みとして学生に1日を元気に過ごしてもらおうと、本学食堂で学生に朝食を無料で提供しました。
 企画に賛同した教職員とボランティア学生合わせて15名が、6時からごはんと具沢山みそ汁の準備をしました。用意した100食は、多くの学生が利用してくれ、講義開始前に配付終了となりました。

      

■東北文教大学市民公開講座 開講

 コロナ禍における学外の方の入構制限が緩和された今年度は10月から3月まで、東北文教大学市民公開講座を開講しています。本学の教員がその専門領域を活かして講師となり、学外の方々にも大学での学びの一端を体験していただくとともに、参加者同士やスタッフとして協力してくれる学生との交流も楽しんでいただいています。
 今回は、「秋の星空を観察する観望会」、「クラシック音楽の名曲聴き比べ講座」、「韓国文化にふれつつ家庭料理やスイーツを作る料理講座」、「写経講座」、「認知症café」の全6種の講座を開講。参加者が40名を超える大盛況の講座もありました。

 

 大学での学びの内容、学習施設をともに開放し、地域に開かれた、地域に親しまれる、より広い意味での「学びの場」として東北文教大学を認知・活用していただくため、今後も活動を継続していきます。

■「朝ごはんを食べよう。」

■「東北文教大学市民公開講座」

東北文教大学

今月は 東北芸術工科大学

東北芸術工科大学

芸工大独自の学生支援「SSC」でより明るい学生生活を

東北芸術工科大学では、学生相談室や保健室といったこれまでの学生支援体制をより多面的なものにするべく、それらをまとめる新たな活動拠点として「Student Support Center(通称:SSC)」を2023年度より設置しました。
悩みを抱える学生への対応はもちろん、誰もが気軽に活用でき、そして元気をたくさん得られるような取り組みを次々に展開しています。

■SSC×学生食堂 栄養トレーナー考案メニュー

寒暖差が激しく体調を崩しやすい時期に栄養のある食事で身体の内側から健康になれるよう、学生食堂で3週間にわたり栄養トレーナーの山口喜代美先生考案のメニューを提供。定食には自身の体調管理に活せるように、栄養素についての説明が添えられています。

■SSC×授業 救命処置学ぶ

健康を守るための運動・栄養・休養などについて学ぶ講義科目「健康科学論」と連携し、山形市消防本部の方の指導のもと心臓マッサージやAEDの使用方法の体験会を開催。体験会には学生と教職員が参加し、いざというときのために方法や手順について確認しました。

■SSCアクティブプロジェクト

コロナ禍に開始した、体育館に集まってストレッチしながら身体を動かす「朝活」「夕活」が、今年度からは「アクティブプロジェクト」という位置付けに。参加希望者と馬見ヶ崎川まで歩いて行って帰ってくる10キロウォーキングや千歳山登山、ボードゲームなどを実施しています。

今後もSSCは幅広い活動を継続していきます。

【関連記事】学生一人一人の健やかな心身づくりをサポート。「SSC」から広がる創造の可能性/木原正徳副学長×柳川郁生学生部長
https://www.tuad.ac.jp/gg/interview/9815/

東北芸術工科大学

今月は 羽陽学園短期大学

羽陽学園短期大学

山形県の子育てと介護を応援します

 羽陽学園短期大学の幼児教育科では、幼稚園教諭免許状と保育士資格を取得できます。本学の専攻科福祉専攻は、保育士資格を有する人を対象とする1年間の介護福祉士養成課程です。つまり、3年間の学修で、子どもからお年寄りまでケアできる専門家になることができるというのが本学の特徴の一つです。「支援を必要とする人々に寄り添おう」という意志の強さと優しさを持っているのが本学の学生諸君の特徴です。
 短期大学の特性から、実習のみならず地域の子育てや介護の現場との交流は欠かせません。今年は、令和元年以来、4年ぶりに山形新聞・山形放送が主催する「子育て応援団すこやか2023」が開かれました。本学はコロナ禍以前から、連携協力する天童高校とともに、このイベントに協力してきました。3年間のブランクがあり、開催方式も山形ビッグウイングで一堂に会する形からイオンモール天童とコパル(山形市南部児童遊戯施設)の2カ所での同時開催と様変わりして、指導に当たった先生方も参加した学生諸君も天童高校の生徒さんたちも大変にご苦労されたようでした。しかし、来場した一般の方々や子供たちと一緒に遊び、ステージで歌ったり踊ったりする活動は、他では得られない貴重な体験となりました。

 コロナ禍もようやく収まる気配が見えてきて、地域と連携した活動もどんどん再開しつつあります。10月には天童市民音楽祭に参加して、地域の皆さんと共に音楽を楽しみました。

 学生諸君のほとんどが山形県内の出身で、卒業後もほとんどが山形県内で専門職として働いています。これからも、地域の子育てと介護を支える人材を育てていきます。

羽陽学園短期大学

今月は 東北公益文科大学

東北公益文科大学

国際コミュニケーション学科を設置構想中

 東北公益文科大学は、令和7(2025)年4月に、公益学部の中に新たに国際コミュニケーション学科を開設することをめざして、現在準備を進めています。
 現代社会においてはますますグローバル化が進み、地球規模の課題が拡大・複雑化していることから、現在の公益学科・国際教養コースをさらにパワーアップする形で国際コミュニケーション学科を新設し、地域社会のグローバル化やグローバル社会の持続可能な発展に貢献する人材を育成したいと考えています。
 具体的には、2つのコースを設置予定です。「グローバル・スタディーズコース」では、「政治」「経済」「法」「環境」の観点から国際関係について深く考察し、国内外のローカルな課題の解決に挑戦する人材になることをめざします。もう1つは、「コミュニケーション・スタディーズコース」で、こちらは「コミュニケーション」「文化」「ツーリズム」をキーワードにしつつ、語学力を徹底的に磨き地域と世界をつなぐ国際人になることをめざします。いずれのコースも、全員が英語圏へ海外留学することを原則とし、2ヵ月以上の中長期留学に行くことを推奨します。また、英語の教員免許が取得できるようカリキュラムを調整しているほか、日常的に英語に触れる機会を増やしたり、語学活動をバックアップするコーディネーターの配置なども検討中です。
 いずれにしても、公益大の国際人材育成がパワーアップすることは間違いなし。今後、正式に発表する情報を楽しみにお待ちください。 

東北公益文科大学

今月は 鶴岡工業高等専門学校

鶴岡工業高等専門学校

CO-OP教育(Cooperative Education : コーオプ教育)

 CO-OP教育とは、長期休業期間(夏期・春期休業)を利用し学生が学校での講義と企業における就業を繰り返すことで、コミュニケーション能力、基礎技術、問題解決能力、学習意欲等の向上を図ることを目的とした就業体験学習(協同教育)です。徳島県の阿南高専、立命館大学、神戸大学など多くの大学で取り組みが行われています。
 コロナ禍ではありましたが、昨年度(令和4年度)夏期CO-OP教育では本科3年生~専攻科1年生の希望者16名(7社)が、春期CO-OP教育では本科3年生~本科4年生の希望者9名(5社)が、山形県内外の企業のご協力を得て実習を行いました。
 実習後のCO-OP教育成果報告会では、受入企業の実務指導担当者様をはじめとした多くの参加者の中、就業体験学習した学生は緊張しながらも参加目的や実習内容、就業を通して学んだことなどをポスターセッション形式で発表し、聴講者からの質問に一生懸命答えていました。
 CO-OP教育成果報告会後は意見交換会が行われ、学生の仕事に取り組む姿勢や本校の対応等について各企業の皆様からご意見・ご感想をいただきました。

     CO-OP教育成果報告会             意見交換

鶴岡工業高等専門学校 キャリア&CO-OP教育 |
地域に密着したグローバルエンジニアの育成

鶴岡工業高等専門学校

今月は 山形大学

山形大学ではリカレント教育を提供しています!

 人生100年時代を迎え、人生の様々な段階に応じた教育が求められています。人口減少や少子高齢化に対応し、地域の労働力確保のための人材育成も必要です。このような社会ニーズに応えるため、山形大学は「エクステンションサービス推進本部(YEX)」を令和2年に設置しました。

 YEXではオリジナルの講座や企業の要望に応じたオーダーメイド型の教育など、さまざまなリカレント教育プログラムを提供しています。一例を紹介します。

◆大学レベルの学問を学べる!「エクステンションぷらす」シリーズ

 「エクステンションぷらす」は大学レベルの学問を深く・詳しく学ぶ講座です。基礎から応用までしっかり学べ、わかる楽しさを感じてもらえるよう工夫しています。レポート作成も取り入れ、講座を通じて社会で活躍するための考え方やヒントが得られることが特色です。
  
  
2022年度開講講座(全4講座)のリーフレット

◆地域社会に貢献する!日本語教育講座

 技能実習生や外国人労働者等の増加に伴って日本語教育の必要性が高まり、その専門人材の養成・研修が全国で行われています。本学でも、令和4(2022)年2月に「岩手県・秋田県・山形県による地域日本語教育専門人材養成事業に関する連携協定」(通称:なか東北連携)を締結し、5~11月には地域日本語教育専門人材養成講座を実施しました。
 一方で、同講座の実施により、日本語教師を目指す人が基礎知識を主体的に学ぶ場の必要性が判明したため、YEXでは「日本語教育文法ワークショップ」を令和5(2023)年4月に開講しました。また、今秋には、多文化への対応力と日本語力を養うことを目的とした講座も開講予定です。

地域日本語教育専門人材養成講座(オンライン開催)の様子
地域日本語教育専門人材養成講座(集合開催)の様子

◆オーダーメイドでつくる!研修プログラム

 オーダーメイド型企画では、地元金融機関と連携したマネジメントスクールを行っています。企業の抱える課題の解決のために、山形大学の講師陣から必要な知識・考え方・技術を修得します。
 受講生同士の討論や、経営構想に関するシート作成を取り入れ、学んだことを現場に活かせる講座になっています。さらに、地元企業のニーズに応じた研修プログラムやワークショップの企画・実施も行っています。

マネジメントスクールの講義風景

◆最先端の技術を体験できる!ドローン講座

 令和5年6~7月に「初心者向けドローン体験講習会」を開催しました。趣味や実務でドローンを始めようという方を対象とした基礎講座で、制度や法律を学ぶ座学とフライトシミュレーターや実機を使った屋内での操縦体験までがセットになった2日間のプログラムです。さらに、希望者を対象に広々とした屋外での実習もオプションで開催します。定員を超えるお申し込みをいただいたことから、また秋(11月頃)にも同様の内容で開講予定ですので、ご興味のある方はぜひYEXのホームページをチェックしてください。

フライトシミュレーターを使った実習
実機を使った屋外実習

 今後も山形大学YEXは、地域のニーズに応じたリカレント教育を提供し、地域で活躍する人材の育成に貢献してまいります。
 詳しくはYEXのホームページをご覧ください。

山形大学エクステンションサービス推進本部
https://www.y-ex.jp/

山形大学

今月は 山形工科短期大学校

山形工科短期大学校

第25期生卒業制作および1年次生の作品

 本学「住居環境科」は、私たちの生活空間である「住環境」を快適なものとするため、木造建築を中心に木を使ったモノづくりが出来る知識・技術・技能を修得した実践的技術者を育成します。
 学生は山形県内の優良建設業の建築研究生となって学ぶ「就職・進学型」の進路で、授業料は企業が負担し、給与も支給。卒業後はその企業の正社員となり即戦力として活躍できます!

 今回は令和5年3月に卒業した第25期生の卒業制作と、あわせて1年次生の作品を紹介します。

1 第25期生卒業制作

1⃣レンタルボックス

西根コミュニティセンター(長井市草岡)の活性化を目的とし、そのホールを段階的にカフェ化するため、レンタルボックスを設置して人々が集まるきっかけ作りを目指しました。学生がレンタルボックスをデザイン・製作し、設置後はレンタルボックスの運営にも携わる予定です。

2⃣技能検定建築大工の取り組み

学生が受検した技能検定の取り組みを一般の方にも理解できるように説明。

3⃣小さな木橋

建築大工の技能を活かして、人が渡れる規模と強度の小さな木橋を施工。

4⃣ベランダガーデンの提案

それほど広くないベランダにガーデンを作る場合を想定し、そこに設置できる規模の木製のテーブル、ベンチ、スツールを製作。

2 インテリアの木工品(1年次生)

1年次生が授業で身につけた技術を活かし、室内で使える木製の小家具をデザイン・製作。希望者には実費で頒布しました。

学生の活動の様子はInstagramで!

山形工科短期大学校

今月は 山形県立米沢女子短期大学

山形県立米沢女子短期大学

異文化交流イベント「英会話カフェのような夜」の紹介

異文化交流イベント「英会話カフェのような夜」

 山形県立米沢女子短期大学は、国語国文学科、英語英文学科、日本史学科、社会情報学科の4つの学科から成る公立総合短期大学です。
 本学には教養科目の一つとして「異文化理解実習」がありますが、近年はコロナ禍の影響で実施することができませんでした。
 このような状況の中、「米沢に住んでいる外国人と日本人をつなげる」ことを目的に、本学の学生たちと山形大学、米沢栄養大学の学生たちが協力して国際交流サークル「YoneP(Yonezawa International Meetup)」 を立ち上げました。YonePでは、米沢に住んでいる外国人の方々(イギリス、アメリカ、ベトナム、マレーシア、南アフリカ等、多様な地域から米沢にやってきた方々)と英語で交流するイベント「英会話カフェのような夜」を定期的に開催しています。下記の写真は、昨年の11月8日に本学で行われたイベントの様子です。
 大学のサークル活動を通して、学生たちが国や地域の国際交流に貢献できるようになることを願っています。

 

山形県立米沢女子短期大学

今月は 山形県立米沢栄養大学

山形県立米沢栄養大学

「栄養教諭」という夢を実現するために

 この春本学は第6期生を送り出しました。本学学生の多くは病院や社会福祉施設、自治体などの管理栄養士を目指していますが、学校に配属される栄養教諭を目標に日々学修に励んでいる学生もいます。今回は栄養教諭養成課程をご紹介します。

◇管理栄養士の活躍する職域の1つとして

 近年学校教育では食育が盛んになっており、栄養教諭が小・中学校等に配置されるようになってきています。本学で取得可能な栄養教諭1種免許状は、栄養教諭養成課程を履修し、かつ管理栄養士の免許を取得した者、もしくは管理栄養士養成課程を修了し栄養士の免許を取得した者に与えられるものです。本学では、管理栄養士の活躍する職域の1つとして栄養教諭を位置づけ、管理栄養士とともに、栄養教諭の養成を行っています。なお、管理栄養士国家試験受験資格、栄養教諭の免許が取得できる大学は県内では本学が唯一となっています。

◇「自校給食」に力を入れている置賜の地で学ぶ

 他の教員免許と同様に、栄養教諭も教育実習があります。この栄養教育実習は栄養教諭が配置されている学校で実施することになっています。幸い本学がある米沢市をはじめ、置賜地区では、「自校給食」(給食センター方式ではなく、学校に調理施設を設け、給食を行っている)に力が入れられており、毎年米沢市や川西町、高畠町の各教育委員会や各学校のご厚意、ご協力で教育実習を実施させていただいております。また、実習前の学校見学や各種ボランティア活動、「教職実践演習」等でも地域の皆さまには大変お世話になっております。
 置賜には、「為せば成る~」や「かてもの」といった上杉鷹山の教えをはじめ、食育に使える話題や食材が豊富にあります。地産地消や持続可能な開発目標(SDGs)が重視される現代において、この置賜の地で栄養教諭を養成することには大きな意義があると考えています。

大学での学校給食実習

◇即戦力になる教員を目標に

 栄養教諭の職務は、給食時や教科等における「食に関する指導」(食育)と「学校給食の管理」が大きな柱となっていますが、教職免許法上、栄養教育実習は「食に関する指導」に関する実習(1単位)だけでもよいことになっています。しかし、本学では、「食に関する指導」と「学校給食の管理」は本来一体的に展開すべきものとの観点から、実習でも「学校給食の管理」も経験したほうがよいと考えられること、学校教育や教職を理解するという点で1単位(1週間)では少ないのでは、という地域の先生方の強い声があったことなどから2単位(2週間)としています。
 また、実習指導でも、「食に関する指導」の模擬授業や、実際に給食献立を立案し、調理・試食を行うなど、実習での学びを促進する実践的な活動に力を入れています。
 これらの活動はいずれも、即戦力になる教員を目指して行われているものです。本学の学生の特徴として、特に真面目さや実直さがあげられますが、それだけに実習指導や2週間の実習を通しての学生の成長ぶりには目を見張るものがあります。学生たちは本学教職課程の願いに十分応えてくれていると考えています。

大学での模擬授業

◇夢の実現のために

 栄養教諭の学校配置については、自治体によって進んでいるところとそうでないところがあり、教員採用試験も、山形県をはじめ、全国的にかなりの高倍率になっています。
 そのようななか、本学でも少しずつですが、教員として正式採用される者が出てきています。多くが講師等の経験を経た上での採用ですが、卒業後1~数年という、長い時間をかけて夢を実現しようとする卒業生の熱い思いや粘り強さには本当に頭が下がります。
 その一方で、近年管理栄養士の職域は拡大し、全国的にみれば、就職の機会にも恵まれていることもあって、教員免許を取得しても教職の道を選択しない学生が少なくありません。実習等で学生が見せる教育者としての成長ぶりを考えると、有能な人材が流出していることにもなりますので、卒業生を送り出す側としては大変複雑な思いです。
 子どもの成長・発達をはじめ、学校教育における食育や学校給食の意義について異論を挟む方はいらっしゃらないでしょう。その中心となる栄養教諭の学校への配置が今後より一層進むことを願ってやみません。

小学校での研究授業①
小学校での研究授業②

※本内容は2023年4月時点のものです。

山形県立米沢栄養大学

今月は 山形県立保健医療大学

自ら学び、考える 保健・医療のスペシャリストに!≪山形県立保健医療大学≫


 山形県立保健医療大学では「幅広い教養と豊かな人間性を備え、高度な知識と技術を持ち、専門職としての理念に基づき行動できる人材を育成する」ことを目的とし、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士の国家資格取得につながる教育を行っており、卒業後は、県内外の医療機関・施設に優秀な人材を輩出しています。

看護学科
理学療法学科
作業療法学科
保健医療学研究科(大学院)
<本学の特徴>
①少人数制によるきめ細かな教育
②充実した多職種連携教育
③多様な臨床・臨地実習の場を用意し、卒業生のネットワークや地域の協力に支えられた質の高い実践教育
④アメリカ・コロラド大学、コロラド州立大学、チェコ・マサリク大学医学部との交流協定を基礎に、国際感覚を持ちグローバルに活躍できる人材の育成

本学の取組み】 
1.チェコ国立マサリク大学医学部との国際交流協定
 令和5年3月14日にチェコのマサリク大学医学部と国際交流協定を締結いたしました。
 保健医療大学では、国際感覚の涵養や海外との交流促進、新たな国際交流の推進など国際交流に関する目標を掲げ取組を進めており、今回の協定締結は、米国コロラド大学デンバー校、米国コロラド州立大学に次いで3校目、欧州の大学との協定締結は初めてとなります。
 今後協定に基づき、保健医療大学の教員や学生とマサリク大学医学部の関係者が交流を深めることで、保健医療大学の教育研究のさらなる発展や、学生が世界を学ぶ良い機会になることが期待されます。

(本学上月学長とチェコ国立マサリク大学医学部のドブサック教授)

2.本学ウェブサイトを全面リニューアルしました。
 令和5年3月30日、本学のウェブサイトのデザインを一新し、全面リニューアルしました。「本学プロモーション動画」や「数字で見る保健医療大学」など新しいコンテンツも掲載しています。是非、ご覧ください。

https://www.yachts.ac.jp

3.オープンキャンパス
 「2022Webオープンキャンパス」を本学ホームページおよびYouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@user-lm4dr2pp3y/featuredで開催中です。
 本学学長と学生との対談、学科の紹介などを動画でご覧いただけます。学生が制作した「医療大生の1日」や「サークル紹介」などの動画も公開しておりますので是非ご覧ください。

<学長と学生の対談>
<学生による学内紹介>

 また、令和5年度は7月22日(土)・23日(日)、本学を会場にオープンキャンパスを開催予定です。詳細が決まり次第、ホームページでお知らせします。


本学マスコットキャラクター「ワイワイ」

山形県立保健医療大学

今月は 山形県立農林大学校

山形県立農林大学校

未来に繋げよう!

 次世代を担う農林業のスペシャリスト達

農林大学校は農林業の担い手を養成する機関であり、修業期間は2年間です。7つの経営学科(稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業)があり、学生は講義や実習を通して、農林業の基礎から実践的な技術まで、幅広く学んでいます。100ヘクタール(東京ディズニーランドとディズニーシーとを合わせた面積)の自然豊かな広大なキャンパスで、学生はのびのびと学生生活をエンジョイしています。以下、農林大学校の講義内容や特徴についてご紹介します。

 

1 最先端のスマート農林業の学習

近年、ドローンを用いた薬剤散布や無人トラクター、アシストスーツ、ICT技術等の「スマート農林業」の技術開発が進んでいます。これらの技術により、農林業の大幅な効率化が期待されています。農林大学校では、農機具メーカーの協力を得ながら、「スマート農林業」に関する実演等の講義を行っています。

 

2 「農大市場」等における生産物や農産加工品の販売実習

農林大学校のキャンパス内で、年間4回、農林大学校で生産・製造した農作物や農産加工品を地域の方に販売しています。毎回大好評で多くのお客様に来場いただいています。今年度は3年振りに「山形県農林水産祭」へも出店しました。


 

3 全国42校の農大中、トップクラスの実践学習

毎年開催される全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会では、プロジェクト発表の部で、平成20年度以降、全国1位を6回、2位を8回、3位を8回受賞しています。令和4年度は3位を受賞しました。意見発表の部では2位を受賞しました。校内発表会、東日本発表会、全国発表会とコマを進めるごとに発表内容がブラッシュアップされ、学生自身が大きく成長します。

 

4 過去10年間100%の進路決定率

学生は、就農、農業法人・企業等就職、4年制大学への編入の各進路コースに分かれ、進路決定に向けた学習を行います。農家出身者の親元就農はもとより、非農家出身者の農業法人や企業等への就職、4年制大学への3年次編入など、過去10年間の進路決定率は100%です。

 

5 実践的な免許や資格の取得

大型特殊自動車(農耕用)、産業用無人ヘリコプター技能認定、毒物劇物取扱者、家畜人工授精師、高性能林業機械などの実用的な免許・資格を取得できます。

 

6 オープンキャンパスの開催

毎年、7月と8月に計3回、オープンキャンパスを開催しています。入校を希望される方は、本校の概要や学生募集について説明を受けたり、学科別ガイダンス(実習体験)等に参加することができます。詳しくは、本校ホームページにアクセスください。

山形県立農林大学校ホームページ
https://ynodai.ac.jp/

今月は 山形県立産業技術短期大学校庄内校

山形県立産業技術短期大学校庄内校

地域に根差し、地域と一緒に、
 産業界を担う人材を育くんでいます!

「技術も、資格も、就職も、
 自分の夢を2年でかなえる新しい挑戦!!」


(鳥海山を背景に酒田京田西工業団地に立つ校舎)

 庄内校は、リーダー技術者・技能者を養成する職業訓練の短期大学校として、平成9年に開校以来、これまで約930名の卒業生を輩出しています。
 令和2年度に大幅な学科再編(現行の学科構成)を行うなど、日々、技術革新の対応に努め、地域産業界のニーズに応えてきました。
 徹底した少人数教育を進められるよう、熟練の教員スタッフが、学生3.3人に一人配置されており、これにより高校までの修学背景に応じた、学生に寄り添ったきめ細かな指導を可能にしています。

産業技術短期大学校庄内校で学ぶメリット

1⃣ 学費の負担が少ない
2⃣ 高大一貫教育で、さらなるスキルアップが可能
3⃣ 初学者でも確実にステップアップができる
4⃣ 就職率は高く、ほぼ100%
5⃣ 社会人の再就職に向けて、強い武器になる
6⃣ 就職に有利な資格を取得できる

産業技術短期大学校庄内校で学ぶ魅力

◎ 短期大学校の2年間のカリキュラムを通して、幅広い専門知識や最新の技術を学び、企業の即戦力技術者・技能者として、有力企業への就職を勝ち取ることができます。

◎ 職業能力開発に向けた実務教育を重視しているため、実習・実験を中心としたカリキュラムで、企業の現場感覚を身につけた、より実践的な学びが可能です。

◎ 庄内校の学びを通して、各種技能士(2、3級)、基本・応用情報技術者試験、日商簿記検定(1~3級)、メディカルクラーク等の資格を取得し、有利な就職につなげることができます。

庄内校の学科紹介

◆生産エンジニアリング(定員20名)

  “ものづくり”のスペシャリストになろう!


(生産エンジニアリング科)協働ロボットの制御実習

 製造業の生産性の向上につながるオートメーションを実現するため、3次元CADによる機械設計、NC加工機や協働ロボットの制御技術を習得し、リーダー技術者を育成します、卒業後は、製造メーカーで、設計や加工に長けた、ものづくりエンジニアとして活躍しています!

◆情報通信システム科(定員20名)

  スマートな社会や新たなサービスを実現できる技術者・リーダーになろう!


(情報通信システム科)プログラミング実習

 アプリケーション、AI、IoT、クラウド、ネットワーク・セキュリテイなど幅広い先端技術を駆使して、地域の未来を創造するICT技術者を育成します。卒業後は、システムエンジニアとして活躍しています!

◆IT会計ビジネス科(定員20名)

  産業界で地域経済を担うリーダーになろう!


(IT会計ビジネス科)ゼミナールでの学び

 企業で有用な、ビジネス情報活用、企業会計、コミュニケーションスキルを身につけ、即戦力のビジネスリーダーを育成します。卒業後は、企業の即戦力として、企業会計のエキスパート、金融機関職員、企業の総合職、メディカルクラークなど幅広い分野で活躍しています!

地域社会との交流を通した社会貢献

1 高校との連携授業の展開

 地域にある高校と連携し、得意とする実践技術やビジネススキルを学ぶ授業を行い、産業人材の育成に貢献しています。

<酒田光陵高校との連携授業>①情報科

〇同校情報科を対象に、ICT 技術を活用して新しい価値を創造するイノベーションをけん引できる中堅技術者(チームリーダー)を育成することを目指して、高大5年一貫教育に取組んでいます。

 教員を派遣して、例年、授業と課題研究への支援やアドバイスを実施しています。先日の授業では、アプリケーションプログラム作成の基礎と応用事例を学習する「SPアルゴリズム」に関し、情報技術者の役割とシステム開発の実際について講義を行いました。また、課題研究では、IoT関連の課題に取り組む生徒に対して、課題設定から実際にシステムを構築する際に技術的な支援やアドバイスを行いました。
(情報通信システム科)

<酒田光陵高校との連携授業>②ビジネス会計科

〇同校ビジネス会計科を対象に、簿記検定対策や職業講話を行い、上位の試験対策や、就職に向けた支援を行っています。

 庄内校には、他県の職能短大校にはない、文系のビジネススキルを学ぶ学科があります。ここ商業のまち「さかた」では、江戸時代からの歴史的背景もあり、商業系のビジネススキルを学ぶ下地がありました。
 酒田市内高校の再編統合を機会に、連携協定を結び、本校が得意とする簿記や企業の経営分析とともに、就職に必要な視点をわかりやすく伝える「職業講話」などの連携授業を、毎年3回程度行っています。
 今年度は、簿記検定対策と職業講話を行いました。生徒は、人口減少社会で必要なビジネスの視点や、地域の優位性を活かした企業展開など、目を光らせて話に聞き入っていました。
(IT会計ビジネス科)

<庄内総合高校との連携授業>◯総合学科

〇同校総合学科(産業クリエイト系列(工業))を対象に、2年次、3年次の2か年にわたり、機械加工、電気電子に関する学びを支援しています。

 高校の再編があり、総合学科が創設されました。工業系や商業系の専門科目が選択制になったこともあり、高い専門性を補完する授業が求められていました。
 生産エンジニアリング科では、高大一貫教育を念頭に、2学年の生徒には、本校の設備を使用して、本科学生の指導のもと、課題製作を通して機械加工のスキルを学ぶ連携授業を行いました。
 3年生向けには、硬さ試験、組織観察、熱処理などの各工程を学ぶ授業を行いました。生徒は設備を直接操作することで、学びの実感が増し、次のステップに向かう意欲につながったようです。
(生産エンジニアリング科)

2 地域を担う「未来のエンジニア」「未来のビジネスリーダー」をはぐくむ

 小中学生向けに、ものづくりやビジネススキルを学ぶ楽しさを伝え、未来のエンジニア、未来のビジネスリーダーをはぐくむ取組みを行っています。
(生産、情報、IT会計の3科の取組み)

<小中学生向けの体験教室>

〇夏休み中(令和4年8月4日)に、小学生向けの体験教室を行いました。実施には、本校卒業生にも、応援に来てもらいました。
「夏休み なるほどワークショップ」の開催
  ・動物ロボットを作ろう(生産)
  ・ホバークラフトを作ろう(情報)
  ・お金について学ぼう(会計)

〇秋のオープンキャンパス(令和4年10月23日)に合わせて、中学生向けにものづくりや、ビジネス体験教室を実施しました。
  ・ロボットプログラミング(生産)
  ・ブラウザ上でのスマホアプリ開発(情報)
  ・クラウド会計ソフトの活用(会計)

産業技術短期大学校 庄内校の詳しい情報は、ホームページからもご覧になれます。
<お問い合わせ先>
山形県立産業技術短期大学校庄内校
〒998-0102
酒田市京田三丁目57番4号
TEL.0234-31-2300
FAX.0234-31-2770
http://www.shonai-cit.ac.jp/

今月は 山形県立産業技術短期大学校

山形県立産業技術短期大学校

若年者ものづくり競技大会
業務用ITソフトウェア・ソリューションズ職種銀賞獲得

 第17回若年者ものづくり競技大会が、7月27日、28日の2日間広島市で開催されました。本校からは、メカトロニクス職種、ウェブデザイン職種、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ職種、グラフィックデザイン職種の4職種に5名の学生が出場しました。また同市で、7月25日、26日に開催された第60回技能五輪全国大会ITネットワークシステム管理職種選考会に1名が出場しました。
 その中で業務用ITソフトウェア・ソリューションズ職種に出場した、情報システム科2年の板垣慧が、見事2位(銀賞)を獲得しました。職種は別になりますが、昨年に引き続き上位入賞です。3月から練習を始め、大会を想定した日頃の練習が実を結んだ結果です。当日は制限時間内に決められた仕様のソフトウェアを完成させたことが、この成績につながりました。
http://www.yamagata-cit.ac.jp/若年者ものづくり競技大会で銀賞/

中高生対象のプログラミング体験教室開催

 知能電子システム科では、令和4年7月29日(金)に、今年度から初めての取組みとして、中高生を対象としたプログラミング体験教室を開催しました。
 この体験教室は、人工知能(AI)やIoTでよく使われるプログラミング言語のPythonを使い、オリジナルゲームの開発を行いました。今回は17名の方が参加され、プログラミングの楽しさに触れていただけたようで、大変好評でした。
 http://www.yamagata-cit.ac.jp/department/chinoh/

小学生を対象にロボット教室を開催

 令和4年8月2日(火)、南沼原コミュニティセンターにおいて、小学生を対象にした科学教室を実施しました。パズルのようにコマンドを組み合わせて、ロボットが動くしくみを学んだあと、ロボットを動かしてみました。みなさん、上手にロボットを操縦していました。

ドローン(UAV)チャレンジ開催

 土木エンジニアリング科で、令和4年8月19日に小学生を対象にしたドローンチャレンジを開催しました。土木においてドローンを使う目的や操作方法を学び、その後ドローンを操縦して、自分の家の方向や自分を上空から撮影しました。子ども達は一生懸命操縦して、高く上がると歓声を挙げ楽しんだようです。また、土木エンジニアリング科では、土木への進路選択の機会として、高校生向けワークショップも実施しています。

2級土木(第1次検定)
5年連続 合格率100%達成

 2級土木施工管理技術検定(第1次検定)に、受験した土木エンジニアリング科2年生全員が合格しました。学科開設から5年連続で合格率100%を達成しました。また、2級造園施工管理技術検定(第1次検定)を受験した3名も全員合格しました(合格率100%)。

山形県発明くふう展 入賞
団体賞(知事賞)、優秀賞、優良賞

 第57回山形県発明くふう展(令和4年10月16日(日))に、土木エンジニアリング科2年生の3名(阿部太一、加藤彰人、神尾一翔)が参加し、団体賞〔山形県知事賞〕、優秀賞、優良賞を受賞しました。

 優秀賞〔山形県商工会議所連合会会長賞〕
  工事用ヘルメット内温度検知装置(熱中症対策)

 優良賞
  警報音付き保安設備(第三者災害防止対策)

「からくり大発見2022 by 産技短」開催

 小・中学生にものづくりや科学の楽しさを知ってもらうためのイベント「からくり大発見2022 by 産技短」を令和4年11月19日(土)、山形県産業科学館を会場に開催しました。本校の教員や学生が、「立体写真を見てみよう!」「 IoT 電池でモノを動かそう!」「やまがたの大地を見てみよう!」「ロボットを操縦しよう!」「花笠おんど計」「さんぎたん温度計を作ろう!」「オリジナルカイロを作って温まろう!」の6つの体験教室を実施しました。参加者は、「なぜ?」「どうして?」と仕組みや理論を考えながら、実験やものづくりを楽しく体験し、イベントの目的が伝わったようでした。

本校の情報を発信しています

動画を作成しました。

Twitterで情報を発信しています。

ぜひ、ご覧ください。

令和5年度の入学生を募集しています

 一般入学試験(後期)
 出願期間 2月20日(月)~3月9日(木)
 試験日  3月12日(日)

募集要項を配布しておりますので、詳細は要項をご覧ください。

学校HP

山形県立産業技術短期大学校

今月は 放送大学山形学習センター

こんな時代だから「放送大学」という選択肢。-若者世代の学生が増えています-

 放送大学は、「いつでも」「どこでも」「誰でも」学べる文部科学省認可の通信制の大学です。
 山形学習センターは山形駅に直結した霞城セントラル10階にあり、静かで快適な学習スペースになっています。
 授業はBS放送で放送されており、一般の方も視聴が可能です。また、番組紹介動画などをYouTubeで配信しているほか、放送授業とオンライン授業は、本学ホームページで体験できますので、一度覗いてみてください。

2023年度第1学期学生募集(4月入学生)出願期間
 第1回募集 2023年2月28日(火)締切
 第2回募集 2023年3月14日(火)締切

◎放送大学が選ばれる3つの理由!
1 国立大学の1/3のリーズナブルな学費
◯入学時の学力試験がなく、出願料もありません。また、入学は4月と10月の年2回です。
◯全科履修生の入学料24,000円で最長10年間在籍できます。
◯授業料は1単位当たり5,500円で、各学期に支払う授業料は、その学期に履修する単位数分だけです。
◯全科履修生として、卒業までにかかる基本学費は706,000円です。
◯興味のある科目を短期間で学ぶ、選科履修生(1年間在学 入学料9,000円)、科目履修生(6カ月在学 入学料7,000円)という制度もあります。

2 どこでも受講できる利便性
◯BS放送・BSラジオ・インターネット等で学べます。
放送授業は、BS放送やインターネット等で学習します。また、各学期末の単位認定試験も、Web試験になっています。オンライン授業は、パソコンとインターネット環境があれば、学習できます。
◯講師から直接学ぶ「面接授業(スクーリング)」
山形学習センターでは、地域の方を講師に迎え、山形を知るフィールドワーク中心の面接授業を多く開講しており、好評を得ています。

面接授業「山形の考古学」で霞城公園内の山形城跡を見学

3 誰もが学びを深められる幅広い分野
◯放送大学は教養学部教養学科のみの単科大学ですが、6つのコースがあり、幅広い分野を学べます。
全コースの修了を目指す方も多くいます。
●生活と福祉コース
●心理と教育コース
●社会と産業コース
●情報コース
●人間と文化コース
●自然と環境コース

◎公開講演会(市民講座)のお知らせ
 令和4年度放送大学山形学習センター公開講演会(市民講座)を下記のとおり開催します。
 学外の方の参加を優先しますが、参加いただくには事前申し込みが必要となります。
●日 時 令和5年1月28日(土) 13:30~15:00
●テーマ 「生活の中の蛍光物質 ~偽造防止からノーベル賞受賞の緑色蛍光タンパクまで~」
●講 師 近藤 慎一 氏 放送大学山形学習センター客員教授(有機化学・分子認識化学)<山形大学学術研究院教授・理学部担当>
●会 場 放送大学山形学習センター【講義室】
●会場定員 16名(無料)
「ZOOM(リモート会議)」と「対面方式」の併用で開催します。
●申込方法 「対面方式」で参加される方は、山形学習センターまで、電話またはメールにて、「ZOOM(リモート会議)」で参加される方は、メールアドレスへ、お名前と連絡先を1月25日 (水)までにお申し込みください。
●申し込み先 電話:023-646-8836 メール:ymg-sc@ouj.ac.jp

山形学習センターは霞城セントラル10階

(お問い合わせ)
放送大学山形学習センター
〒990-8580 山形市城南町1-1-1
TEL 023-646-8836 FAX 023-646-8838
E-mail ymg-sc@ouj.ac.jp

今月は 東北文教大学短期大学部

東北文教大学短期大学部「現代福祉学科による“福祉・介護出前授業”」

今回は、現代福祉学科にて実施している「福祉・介護出前授業」についてご紹介します。
2016年より実施している「福祉・介護出前授業」は、若年層及び保護者並びに学校教員を対象として、介護の仕事や介護職への理解促進のための取組を行うとともに、進路・就職先を選択する際の可能性が広がるよう、幅広く介護の魅力を伝えることを目的としています。

また、昨年度までの6年間にわたる実績は以下の通りです。
▶出前授業回数:48回
▶受講人数:2491人
▶出前授業実施先:小学校17校/中学校17校/高等学校9校
▶ご依頼内容:キャリア教育の一環、職業体験、高齢者への関わり方、
介護技術演習、介護福祉の仕事、地域共生のための学び他

 

授業内容_________________________________

主な内容としては、介護のマンガや介護予防体操を活用し介護の興味関心を図ります。演習については、「コミュニケーション技術」や「介護技術」によって、「生活支援」の楽しさや、やりがいにつなげる展開をしていきます。講師は本学の教員が実施いたします。
ご依頼先の学校で希望する内容があればご要望にお応えいたします。

 

 

申込方法_________________________________

FAXまたは、問い合わせフォームよりお申込みください。
後日、実施可能な日時や内容について電話連絡・ご相談いたします。

▶FAXでのお申込み
  出前授業依頼書

問合せフォームからのお申込み
  介護PR出前授業申し込みメールフォーム

===============
>> デジタルパンフレット公開中

東北文教大学短期大学部

今月は 東北文教大学

東北文教大学「本学教員によるミニ講義配信中」

本学教員によるミニ講義を、(株)フロムページが提供する「夢ナビ」HPにて配信しています。
わくわくする学問をご紹介していますので、ぜひご覧ください!
>> 北文教大学教員によるミニ講義(yumenavi.info)

    

【提供内容】
▶ 2分で読める「夢ナビ講義」
30分程度の「講義Video」/10秒ハイライト
▶ 教員からの1分メッセージ

【講義テーマ】

分野 講義テーマ
発達心理学 「わかって納得!子どもの不思議な行動」
教育学、保育学 「子どもが育つ保育環境」
心理学、認知心理学 「見間違い・思い違いではない人間の情報処理」
発達心理学 「言語の発達-背景にあるものに目を向け、子どもを見ると」
日本語学、社会言語学、
日本語教育学
「日常の言葉を研究の対象に-談話分析の紹介-」

===============
>> デジタルパンフレット公開中

東北文教大学

今月は 東北芸術工科大学

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を運営する(株)クリーマと連携協定を締結 「ものづくりによる地方創生」へ


(左:丸林耕太郎 株式会社クリーマ 代表取締役社長 右:中山ダイスケ学長)

本学は、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema (クリーマ)」を運営する、株式会社クリーマ(以下、クリーマと略)と「ものづくりによる地方創生」を目指し、2022年4月21日に連携協定を締結しました。なお、クリーマが大学と連携協定を締結し、協力して事業に取り組むのは初の試みとなります。

今後はお互いの強みを生かし、以下の事業を具体的に進めてまいります。
・ 地域産品のリブランディング、商品開発、販路構築支援に関すること
・ ハンドメイド・クラフト作家の移住・定住促進に関すること
・ 地域ビジネスの開発・研究に関すること
・ 地域ブランディングに関すること
・ その他 地域貢献に関すること

Creema のプラットフォーム基盤や自治体との連携ノウハウを生かし、地域ビジネスの開発・研究等、幅広い分野で連携することで、山形県をはじめとした東北地域の産品振興につなげるとともに、将来的には日本各地の地域産品・工芸品の魅力を次世代に受け継ぐことを目指します。

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema (クリーマ)」について
Creema は、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できる CtoCマーケットプレイスです。「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指して、2010年にサービスを開始しました。現在、約23万人のクリエイターによる、1,300万点以上のオリジナル作品が出品され、その流通総額は160億円を上回り、日本最大の事業規模 へと成長を続けています。

また、オンライン上だけでなく、東京ビッグサイトでの大規模イベント「ハンドメイドインジャパンフェス」の開催や、常設のエディトリアルショップ展開など、Creema に出店するクリエイターの作品を生活者がリアルの場で購入できる取り組みも推進し、日本のクラフト文化の醸成に力を注いでいます。
※2021年1月〜12月 ハンドメイドマーケットプレイスを主軸事業として取り組む事業体の売上比較。クリーマ調べ。

▼ Creema

https://www.creema.jp/

▼東北芸術工科大学 工芸デザイン学科

https://www.tuad.ac.jp/adm/craft-design/

今月は 羽陽学園短期大学

附属園との連携を深め、実践力を養う。 ~羽陽学園短期大学~

 羽陽学園短期大学は、幼児教育科単科の短大で、保育士資格・幼稚園教諭二種免許状が取得できます。専攻科福祉専攻は県内で先駆けて介護福祉士の養成を行ってきました。幼児教育・保育と介護は本学の教育の両輪です。

 それを示すように、短大の東隣には附属たかだま幼稚園が、西隣には別法人になりますが、地域密着型特別養護老人ホームたかだまが隣接しています。そして山形市には鈴川幼稚園、幼保連携型認定こども園鈴川第二幼稚園・このみ保育園、鶴岡市に幼保連携型認定こども園大宝幼稚園と附属園があります。それらに加えて、令和4年4月に新たに天童市の幼保連携型認定こども園天童なでしここども園が開園し、附属園に加わりました。
 これらの附属園は、本学の実習協力園としてだけでなく、短大の教育理論を実践する実験教室的側面を持ち、教員が様々な形で保育現場と関わっております。
 そうした部分は、実習以外の普段の授業にも多く反映されており、多くの授業が附属園の現場の協力のもと、保育現場での実践を取り入れて、学生の専門性を磨き、実践的な能力を育むのに役立っております。

 こうした保育技能の実践力を大事にしてきたところは、本学の教育の一つの特徴で、地域のTV局と協力して行う子育て応援団「すこやか」などのイベント行事でも、中央の遊び場、工作教室の企画・運営、アンパンマンショーの合間に行われる「うよたんシアター」への学生の出演などに現れています。
 
(画像は「すこやか2019」より)
 そして、そうした育った学生が、本学で取得した資格を活かして社会に出て、専門職への就職率が例年ほぼ100%であることも本学の誇りでもあります。

 中でも先に紹介した隣接するたかだま幼稚園、地域密着型特別養護老人ホームたかだまは、学生が授業を通じて身近に実践力を養える場でもあります。
 これまでも多くの授業で、附属園の協力のもと、学生たちが授業で学んだ成果を実践し、多くの学びを得てきました。

(子どもの生活と文化Ⅰ・影絵シアター発表会2020より)

 もちろんこうした協力については、短大の側から一方的に行うものだけではなく、幼稚園の側からのリクエストに応えて行われていくものも多くあります。例えば、1年次の体育の授業では、夏に水鉄砲を使った水遊びがあり、幼稚園側から「是非、あの水遊びに園児たちも混ぜて欲しい」と要望があり、今年、実現に至りました。
 講義系の授業で、「何歳児はどんなことができる」という知識は得ていても、実際、活動を共にし、自分の目で見て、実感しての気付いたものは大きく違い、学習過程においても、忘れがたい大きな学びになると思います。どんな風に誘うと一緒に遊んでくれるか、水をかけると泣いちゃうんじゃないかな?どう声がけするか、どう遊びを支援していくか、子どもが意欲的に活動に取り組んでくれるためには?様々な疑問の答えが、次々にダイナミックに目の前で展開されていきます。

 授業が終わった後、学生からは「年長さんだとこんなにも上手に道具を扱えるんですね~」という感嘆の声や「小さい組の子どもでも水のかけ方の工夫次第で怖がらずにとても喜ぶんですね」という気づきの声を多く聞くことができました。そうです、これこそが学生たちの主体的な学びに繋がっていくのだと思います。そうした気付きこそ、我々教員が学生に提供していきたいものでもあります。また上級生からは「今年の1年生羨ましい、私たちの時にも園児たちと一緒に水遊びしたかった」という声も授業の後、聞かれました。

 もちろん、バックグラウンドとしての知識や理論の重要性は疑う余地はありません。しかし、ややもすると現実が見えていない、想像だけの理解という事態も招きかねません。ですが、1年次の早い段階から園児たちと関わり、学んだことを実際見て、聞いて、感じて、実感を伴った理解にすることでより深く学べ、意欲的に学習に取り組めると考えています。
 もちろんこうした取り組みを各教員個人レベルで進めるだけでなく、組織的な取り組みとして、所属教員の専門と研究テーマを各附属園にお知らせし、研究や保育実践についてより深く連携していこうとの取り組みを今年度から行っています。今後とも、附属園との連携を一層深め、附属園での保育・幼児教育の質を高めて、我々教員の資質向上だけでなく、学生の学習に反映させて、質の高い幼児教育・保育、介護従事者の育成に励んでいきたいと考えています。

羽陽学園短期大学HP
https://www.uyo.ac.jp/

今月は 東北公益文科大学

地域に出て知識を活用する学びを重視!東北公益文科大学

 知識はただ学んだだけでは不十分で、それを活かし実践することでさらに大きな価値を生み出します。
 東北公益文科大学では、そのような観点から地域に出て知識を活用する学びを重視。地域と大学がいわば協働して行う「応用演習科目」を専門教育科目の中に設置し、専門コースで学んだ理論を地域で実践しています。大学と地域を往復する学びを繰り返すことで、地域課題の解決のために必要な実践力を養っていきます。

事例1)課題挑戦型インターンシップ

地域の企業や団体から課題を出していただき、学生たちは最も取り組んでみたいテーマを選択。4~6名の学生で一つのチームを編成して、チームごと解決策の提言に挑戦するインターンシップです。学生たちにとっては、自分たちの提案が実際の現場で困っていることの解決につながるという達成感があり、課題を出す側にとっても、学生目線での新たな問題解決のアイデアやヒントが得られる、win-winの学びの場となっています。
≪女性消防職員採用増加施策立案に取り組んだチーム。制服体験も施策の一つとして提案。≫

事例2)プロジェクト型応用演習

地域や社会の課題について、調査・分析等により課題解決策を見出し実践する力を育成する演習。各コースから1~2テーマが出されるので、学生たちは自らの興味に合わせて履修する演習を選択することができます。2021年度は、「若者の国民年金加入行動啓発プロジェクト」や小学生に公益を考える授業を行う「Koeki Kids Project」などを実施しました。
≪「公益を考える授業」の具体的な方法と内容に ついて研究・開発し、小学生に授業を実施。≫

事例3)SDGs探究プログラム

単なる職場体験とは異なり、SDGsの視点から持続可能性を考える実習プログラム。入学後の早いタイミングに学外に出て実習を行うことにより、社会における課題や不足している知識、スキルを認識し、これからの学生生活の動機づけに役立ててもらうことを目的としています。2021年度は、コミュニティ&ビジネス領域で「地域資源を活用した持続可能なしごとづくり・仕組みづくり」について考える演習、グローカル領域で「在留外国人向けのやさしい日本語防災マニュアル」作成を行う演習に、9名の学生が挑戦しました。
≪株式会社良品計画さんの移動販売に同行し、地域課題解決のために自分たちができることを模索。≫

東北公益文科大学

今月は 鶴岡工業高等専門学校

鶴岡工業高等専門学校「地域企業訪問研修」

 令和3年7月2日は鶴岡市のオリエンタルモーター(株)と酒田市の東北エプソン(株)に本科2年生~専攻科1年生の希望者6名が、令和3年9月29日は本科1年生~本科4年生の希望者7名が鶴岡市の(株)高研とソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(株)にそれぞれ訪問研修しました。

 訪問研修の目的は、「卒業生である現役企業技術者と懇談する機会を設け、実社会での企業人としての心構えを研修する」であり、主に庄内地方にある企業を訪問し、工場見学、OB、OGとの懇談会等を実施しています。訪問研修を通じ、学生にとっては地元にある企業の状況、働く事の意義、キャリアプラン、将来の就職企業を検討する良い機会となっているようです。

             7月2日 工場見学の様子

             9月29日 懇談会の様子

鶴岡工業高等専門学校 | 人と地球と環境に、優しい技術者を育みます。 (tsuruoka-nct.ac.jp)

今月は 山形大学

第4期中期目標期間を迎えるにあたって~山形大学~

山形大学将来ビジョン|国立大学法人 山形大学 (yamagata-u.ac.jp)

【本件のポイント】
● 第4期中期目標期間の初年度である令和4年度、山形大学は、地方の活性化と地域の中核となる大学の実現を目指し、地域社会との連携を更に拡充するため、執行部に新たに社会共創担当副学長を加え、新体制がスタートする。
●また、これまでの「山形大学の将来構想」を一新し、「山形大学将来ビジョン」を新たに策定。さらに、第4期中期目標期間を迎えるにあたり、「山形大学将来ビジョン」に基づき「国立大学法人山形大学 第4期中期目標・中期計画」を策定。
●併せて、これらの施策の達成及び本学が直面している課題解決に向け、令和4年度に本学が行う実行計画として、「令和4年度山形大学行動計画」を策定。

【概要】
国立大学は、令和4年度より第4期中期目標期間を迎えます。それとともに、山形大学も新たなスタートを切ることとなりました。
運営体制については、執行部に社会共創担当副学長を加え、新体制がスタートします。
また、従来の「山形大学の将来構想」を一新し、「山形大学将来ビジョン」を策定しました。これは、社会が急激に変化し先行きの見えない中、山形大学が3つの使命(地域創成、次世代形成、多文化共生)をこれからも果たしていくため、「つなぐちから」をキーワードとし、地域とともに歩む大学の真の在り方を心に刻むべく新たに策定したものです。そして、山形大学が「コモンズ」として目指す4つのビジョンを提示しています。
さらに、第4期中期目標期間を迎えるにあたり、「山形大学将来ビジョン」に基づき「国立大学法人山形大学 第4期中期目標・中期計画」を策定しました。この中では、SDGsの達成に貢献する教育、研究および社会との共創を推進し、持続可能な‘幸福社会’の実現を目指すことを基本的な目標に掲げ、「社会との共創」を重点事項とし、山形県内の大学、地方公共団体、産業界、医療界等が一体となった「地域連携プラットフォーム」の設置をはじめとした34の計画を策定しております。
そして、これらの施策の達成及び本学が直面している課題解決に向け、令和4年度に本学が行う実行計画を「令和4年度山形大学行動計画」としてまとめました。教育、研究、社会共創、経営に関する41の計画を策定しております。
新たなスタートを切る令和4年度、山形大学は、これらの施策・計画の下、全力で取り組んでまいります。

【山形大学将来ビジョン「つなぐちから。山形大学 ―共育・共創・共生による持続可能な幸福社会の実現―」】
・「つなぐちから」をキーワードとし、急激に変化する社会において山形大学が3つの使命(地域創成、次世代形成、多文化共生)を果たしていくために、地域とともに歩む大学の真の在り方を心に刻むべく策定。
・基本宣言として、社会との共育・共創・共生の実践による幸福社会の実現と、つなぐちからにより「コモンズ」として地域から愛され、地域とともに発展する大学となることを掲げている。
・「コモンズ」としての山形大学が目指すビジョンとして、教育、研究、社会共創、経営の4つのビジョンを提示。
<ビジョン>・教育:学生と地域をつなぎ、多様な「共育」環境を創出
・研究:幸せの素となる知を、あらゆる角度から総合的に創出
・社会共創:多様な人材と地域の新たな価値を創出、頼れるパートナーへ
・経営:ステークホルダーが積極的に参画する戦略的経営を推進
※山形大学将来ビジョンHP:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/future_vision/

【国立大学法人山形大学 第4期中期目標・中期計画】
・SDGsの達成に貢献する教育、研究および社会との共創を推進し、持続可能な‘幸福社会’の実現を目指すため、
第4期中期目標期間における基本目標として以下の5つを提示。
1 幸福な社会を実現する人材の育成
2 持続的な発展と新たな知の創造に貢献する学術の推進
3 地域の創生を加速する社会との共創の場の構築
4 高度医療の推進と地域連携に基づく充実した医療体制の構築
5 持続的に発展する経営体としての自己変革
・中期目標は、文部科学省の大綱に示された25の項目から、16項目を選択。
・中期計画は、「社会との共創」「教育」「研究」「医療」「経営」の各分野において合計で37の計画を策定。
・「地域連携プラットフォーム」の設置、数理・データサイエンス・AI教育の全学生への提供、有機材料等研究への重点支援、重粒子線がん治療の推進、ステークホルダーとの対話促進等の計画を盛り込んでいる。
・第4期中期目標期間は、令和4年度から令和9年度の6年間。
※第4期中期目標・中期計画HP:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/middle/fourth/

【令和4年度山形大学行動計画】
・本学が当該年度に行う具体的な実行計画をステークホルダーに積極的に発信することを目的に、令和4年度より「山形大学行動計画」を策定。
・令和4年度版については、教育、研究、社会共創、経営に関して、以下の計画を含め41の計画を策定している。
<山形大学がリードする社会共創(No.24)>
・山形県内の産官学金医の連携により、新たに「やまがた社会共創プラットフォーム(仮称)」を設置し、山形県内の様々な課題克服に向けた活動を開始します。
<高度先進医療の提供(No.27)>
・東日本重粒子センターの本格稼働により、治療患者数の増加を目指します。
<法令と社会規範を遵守し、ハラスメントの無いキャンパスの創成(No.30)>

・社会規範を遵守し、ハラスメントの無いキャンパスとするため、全教職員の高い倫理観を醸成するための研修を行うとともに、未然防止の仕組みと組織体制を強化整備します。
・研究不正・研究費不正を根絶するための研修を全教職員へ行うとともに、再発防止に向けて既存制度の見直しを行い、取り組みを強化します。
※HPについては、令和4年5月中に公開予定。
お問い合わせ
【将来ビジョンに関すること】
総務部総務課秘書広報室
TEL 023-628-4008  メール yu-koho@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
【第4期中期目標・中期計画、令和4年度行動計画に関すること】
総務部企画IR課
TEL 023-628-4190  メール yu-kikair@jm.kj.yamagata-u.ac.jp

山形大学の新体制について

【役員】
職名
氏名       任期
学長
玉手 英利   2020. 4. 1~ 2026. 3.31
理事・副学長(研究,産学連携担当)
飯塚 博    2022. 4. 1~ 2024. 3.31
理事・副学長(教育,入学試験担当)
出口 毅      同 上
理事・副学長(学生支援,学術基盤,広報担当)
矢作 清      同 上
理事・副学長(病院,財務担当)
根本 建二     同 上
理事・副学長(企画,評価・IR,総務,危機管理,内部統制担当)
花輪 公雄     同 上
理事(非常勤)(施設担当)
纐纈 晃      同 上
副学長(国際交流担当)
林田 光祐     同 上
副学長(社会共創担当)
大森  桂     同 上
副学長(人事・労務担当)
羽鳥 政男   2021. 4. 1~ 2023. 3.31
監 事
渡辺 均    2020. 9. 1~ 2024. 8.31
監 事(非常勤)
大森 夏織     同 上

【法人部局長】
職名          氏名       任期
小白川キャンパス長   大西 彰正    2022. 4. 1~ 2024. 3.31
飯田キャンパス長    上野 義之            同 上
米沢キャンパス長    黒田 充紀            同 上
鶴岡キャンパス長    村山 秀樹            同 上
附属学校運営部長    三浦 登志一         同 上
医学部附属病院長    佐藤 慎哉    2020. 4. 1~ 2023. 3.31

【大学部局長】
職名          氏名       任期
社会文化創造研究科長   是川 晴彦  2021. 4. 1~ 2024. 3.31
人文社会科学部長     是川 晴彦  2022. 4. 1~ 2024. 3.31
教育実践研究科長     中西 正樹     同 上
地域教育文化学部長    中西 正樹     同 上
理学部長         並河 英紀     同 上
医学系研究科長      上野 義之     同 上
医学部長         上野 義之     同 上
理工学研究科長      黒田 充紀     同 上
有機材料システム研究科長 伊藤 浩志     同 上
工学部長         黒田 充紀     同 上
農学研究科長       村山 秀樹     同 上
農学部長         村山 秀樹     同 上
大学院基盤教育機構長   出口 毅      同 上
学士課程基盤教育機構長  三上 英司     同 上

URL https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/press/20220407/03-2/

今月は 山形工科短期大学校

県内の優良建設業の研究生として建築を学ぶ!~山形工科短期大学校~

 本学「住居環境科」は、私たちの生活空間である「住環境」を快適なものとするため、木造建築を中心に知識・技術・技能を修得した実践的技術者を育成します。
 学生は山形県内の優良建設業の建築研究生となって学ぶ就職・進学型の進路で、授業料は企業が負担し、卒業後はその企業の正社員となり即戦力として活躍できます。

 最近のトピックスをご紹介します。
1 第9回若年技能者技能競技大会【建築大工】部門 第1位・敢闘賞 受賞!!
 若年技能者技能競技大会(主催:山形県職業能力開発協会。令和3年10月9日開催)、【建築大工】の部門において、本学学生が第1位、および敢闘賞を受賞しました。

技能競技大会

技能競技大会受賞者

2 学生が制作した家具を公共施設に設置
 長井市役所(新庁舎)、および中央コミュニティセンターからご依頼を受け、本学【家具分野】の学生がテーブル・イス等を制作し、一般の方に使用頂いています。

長井市役所に制作した家具

中央コミュニティセンターに制作した家具

3 第24期生 卒業制作展 令和4年3月12日~13日
 2年間の学びの集大成として、木工家具、木造書斎モデル、公共施設のリノベーション提案(図面、模型)等を展示しました。このうち、西根コミュニティセンターホール改修案を設計した作品の一つが「卒業制作賞」を受賞しました。

卒業制作展会場

作品の説明をする学生

山形工科短期大学校

〒993-0021 長井市上伊佐沢6958-1                              Tel.0238-88-1971                              information@yit.ac.jp                                                  URL https://yit.ac.jp/