保健医療を支えるプロフェッショナルに!≪山形県立保健医療大学≫


山形県立保健医療大学では「幅広い教養と豊かな人間性を備え、高度な知識と技術を持ち、専門職としての理念に基づき行動できる人材を育成する」ことを目的とし、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士の養成を担い、これまで社会に送り出してきた卒業生は約2,000人を数え、山形県内はもちろん、東北地方や全国で保健医療の専門職や指導者として活躍しています。

本学の特徴は、①少人数制によるきめ細かな教育、②充実した多職種連携教育、③多様な臨床・臨地実習の場を用意し、卒業生のネットワークや地域の協力に支えられた質の高い実践教育、④米国・コロラド大学、コロラド州立大学、チェコ・マサリク大学医学部、台湾・国立台北護理健康大学、中国・上海健康医学院との交流協定を基礎に、国際感覚が豊かでグローバルに活躍できる人材の育成、が挙げられます。保健・医療・福祉の実践には円滑なチーム医療が必須ですが、本学では多職種連携教育として、看護学科・理学療法学科・作業療法学科の3学科が縦横に協働・連携するカリキュラムを編成し、全学をあげて先進的な教育実践を推し進めています。

 

◆山形県立保健医療大学の「いま」

○看護学科 山形県立中央病院 公開看護部新人研修に4年生が参加

2024年4月18日、5月2日両日に4年生12名が山形県立中央病院の公開新人研修に参加し、採血・注射・点滴等についてと、移乗・移送に関する研修を受講しました。

緊張しながらも、実際に院内で使用されている医療器材や薬剤を用いて演習を行ったり、患者役・看護師役を交代しながら、必要な技術を学ぶことができました。

○理学療法学科

地域住民の協力のもと模擬患者を導入した医療面接演習を実施

理学療法学科では、山形模擬患者(SimulatedPatient:SP)研究会の協力のもと、SPを導入した医療面接演習を実施しています。今年度は2024年5月17日に開催され、3年生20名とSPの方5名が参加しました。学生からは「実際の患者さんみたい」「患者さん自身どのように感じたかを聞くことができてよかった」との感想があり、臨床実習前の充実した授業となりました。

 

○作業療法学科

コロラド州立大学との対面での国際交流の再開:リアルな経験の価値を再認識

2023年8月21日から25日まで、コロラド州立大学(CSU)作業療法学科との国際交流が、4年ぶりに対面形式で再開されました。今回、CSUから教員1名と学生5名が来学しました。参加者は、CSUの教員と学生による講義、そして本学作業療法学科4年生による日本文化の紹介と体験を通じて、学術的・文化的交流を行いました。この交流は今年度も2024年8月26日から30日までの間に行われます。作業療法の国際性、そして文化の違いを直接体験できる充実の一週間となります。

また、CSUとの交流では、2024年3月3日から10日まで、本学の学生8名と教員3名が米国へ渡航し、講義への参加やホームステイなどを通して交流を深めました。こちらも4年ぶりでの再開となりました。

◆イベントの情報

○公開講座の受講者を募集しています。今年度は4回とも対面とZoomによるハイブリッド方式により開催します。受講料は無料でどなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。

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