山形県の子育てと介護を応援します
羽陽学園短期大学の幼児教育科では、幼稚園教諭免許状と保育士資格を取得できます。本学の専攻科福祉専攻は、保育士資格を有する人を対象とする1年間の介護福祉士養成課程です。つまり、3年間の学修で、子どもからお年寄りまでケアできる専門家になることができるというのが本学の特徴の一つです。「支援を必要とする人々に寄り添おう」という意志の強さと優しさを持っているのが本学の学生諸君の特徴です。
短期大学の特性から、実習のみならず地域の子育てや介護の現場との交流は欠かせません。今年は、令和元年以来、4年ぶりに山形新聞・山形放送が主催する「子育て応援団すこやか2023」が開かれました。本学はコロナ禍以前から、連携協力する天童高校とともに、このイベントに協力してきました。3年間のブランクがあり、開催方式も山形ビッグウイングで一堂に会する形からイオンモール天童とコパル(山形市南部児童遊戯施設)の2カ所での同時開催と様変わりして、指導に当たった先生方も参加した学生諸君も天童高校の生徒さんたちも大変にご苦労されたようでした。しかし、来場した一般の方々や子供たちと一緒に遊び、ステージで歌ったり踊ったりする活動は、他では得られない貴重な体験となりました。
コロナ禍もようやく収まる気配が見えてきて、地域と連携した活動もどんどん再開しつつあります。10月には天童市民音楽祭に参加して、地域の皆さんと共に音楽を楽しみました。
学生諸君のほとんどが山形県内の出身で、卒業後もほとんどが山形県内で専門職として働いています。これからも、地域の子育てと介護を支える人材を育てていきます。