山形県立農林大学校

未来に繋げよう!

 次世代を担う農林業のスペシャリスト達

農林大学校は農林業の担い手を養成する機関であり、修業期間は2年間です。7つの経営学科(稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業)があり、学生は講義や実習を通して、農林業の基礎から実践的な技術まで、幅広く学んでいます。100ヘクタール(東京ディズニーランドとディズニーシーとを合わせた面積)の自然豊かな広大なキャンパスで、学生はのびのびと学生生活をエンジョイしています。以下、農林大学校の講義内容や特徴についてご紹介します。

 

1 最先端のスマート農林業の学習

近年、ドローンを用いた薬剤散布や無人トラクター、アシストスーツ、ICT技術等の「スマート農林業」の技術開発が進んでいます。これらの技術により、農林業の大幅な効率化が期待されています。農林大学校では、農機具メーカーの協力を得ながら、「スマート農林業」に関する実演等の講義を行っています。

 

2 「農大市場」等における生産物や農産加工品の販売実習

農林大学校のキャンパス内で、年間4回、農林大学校で生産・製造した農作物や農産加工品を地域の方に販売しています。毎回大好評で多くのお客様に来場いただいています。今年度は3年振りに「山形県農林水産祭」へも出店しました。


 

3 全国42校の農大中、トップクラスの実践学習

毎年開催される全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会では、プロジェクト発表の部で、平成20年度以降、全国1位を6回、2位を8回、3位を8回受賞しています。令和4年度は3位を受賞しました。意見発表の部では2位を受賞しました。校内発表会、東日本発表会、全国発表会とコマを進めるごとに発表内容がブラッシュアップされ、学生自身が大きく成長します。

 

4 過去10年間100%の進路決定率

学生は、就農、農業法人・企業等就職、4年制大学への編入の各進路コースに分かれ、進路決定に向けた学習を行います。農家出身者の親元就農はもとより、非農家出身者の農業法人や企業等への就職、4年制大学への3年次編入など、過去10年間の進路決定率は100%です。

 

5 実践的な免許や資格の取得

大型特殊自動車(農耕用)、産業用無人ヘリコプター技能認定、毒物劇物取扱者、家畜人工授精師、高性能林業機械などの実用的な免許・資格を取得できます。

 

6 オープンキャンパスの開催

毎年、7月と8月に計3回、オープンキャンパスを開催しています。入校を希望される方は、本校の概要や学生募集について説明を受けたり、学科別ガイダンス(実習体験)等に参加することができます。詳しくは、本校ホームページにアクセスください。

山形県立農林大学校ホームページ
https://ynodai.ac.jp/