山形県立米沢栄養大学は、栄養に関する高度な専門知識と技術によって人々の健康を支える「食と栄養のプロフェッショナル」を育成する大学です。
大学では、山形県健康福祉部がん対策・健康長寿日本一推進課と連携して減塩・ベジアッププロジェクトを実施しています。主な内容は、減塩や野菜の摂取量を増やす等、食生活改善のための普及活動です。
昨年度は、リーフレットやPR動画、ロゴマークシールを作成しました。リーフレットやPR動画では、県民の皆さんに減塩や野菜の摂取量を増やすことが重要であることを周知し、積極的に取り組んでもらえるよう促しました。また、お勧めレシピを作成して、家庭でも手軽に実践できるようにしています。こうした取組みは、令和3年9月19日(日)放映のYBC山形放送 やまがたサンデー5で紹介されました。
ロゴマークシール
「野菜を食べよう プラス1皿」「減塩チャレンジ あとマイナス3g」という野菜の摂取量増と減塩を目指すためのシールの作成にも関わり、スーパーマーケットで販売されるお惣菜やお弁当、また学校給食等で 一定の野菜量を満たしているものに貼っています。「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(厚生労働省)を参考として、「お惣菜等の1品料理は70g以上、お弁当や学校給食では1食分で120g以上の基準を満たすもの(イモ類は除く)」という基準をクリアしたものに貼られています。
「野菜を食べよう プラス1皿」のシールには、「米沢栄養大おすすめ!」という文言も入っています。この基準に合うもので野菜の摂取量増を目指す商品だけに貼られています。県民の皆さんに、減塩や野菜の摂取量増を呼び掛け、健康的な食生活を後押しできるように、学生と教員が協力して活動しています。
地域貢献「減塩プロジェクト事業」 http://www.u.yone.ac.jp/region/genenshokuikupurojekuto.html