地域に出て知識を活用する学びを重視!東北公益文科大学

 知識はただ学んだだけでは不十分で、それを活かし実践することでさらに大きな価値を生み出します。
 東北公益文科大学では、そのような観点から地域に出て知識を活用する学びを重視。地域と大学がいわば協働して行う「応用演習科目」を専門教育科目の中に設置し、専門コースで学んだ理論を地域で実践しています。大学と地域を往復する学びを繰り返すことで、地域課題の解決のために必要な実践力を養っていきます。

事例1)課題挑戦型インターンシップ

地域の企業や団体から課題を出していただき、学生たちは最も取り組んでみたいテーマを選択。4~6名の学生で一つのチームを編成して、チームごと解決策の提言に挑戦するインターンシップです。学生たちにとっては、自分たちの提案が実際の現場で困っていることの解決につながるという達成感があり、課題を出す側にとっても、学生目線での新たな問題解決のアイデアやヒントが得られる、win-winの学びの場となっています。
≪女性消防職員採用増加施策立案に取り組んだチーム。制服体験も施策の一つとして提案。≫

事例2)プロジェクト型応用演習

地域や社会の課題について、調査・分析等により課題解決策を見出し実践する力を育成する演習。各コースから1~2テーマが出されるので、学生たちは自らの興味に合わせて履修する演習を選択することができます。2021年度は、「若者の国民年金加入行動啓発プロジェクト」や小学生に公益を考える授業を行う「Koeki Kids Project」などを実施しました。
≪「公益を考える授業」の具体的な方法と内容に ついて研究・開発し、小学生に授業を実施。≫

事例3)SDGs探究プログラム

単なる職場体験とは異なり、SDGsの視点から持続可能性を考える実習プログラム。入学後の早いタイミングに学外に出て実習を行うことにより、社会における課題や不足している知識、スキルを認識し、これからの学生生活の動機づけに役立ててもらうことを目的としています。2021年度は、コミュニティ&ビジネス領域で「地域資源を活用した持続可能なしごとづくり・仕組みづくり」について考える演習、グローカル領域で「在留外国人向けのやさしい日本語防災マニュアル」作成を行う演習に、9名の学生が挑戦しました。
≪株式会社良品計画さんの移動販売に同行し、地域課題解決のために自分たちができることを模索。≫

東北公益文科大学