創立70周年を迎えました

山形大学は、旧制の山形高等学校、山形師範学校、山形青年師範学校、米沢工業専門学校、山形県立農林専門学校を母体として、昭和24年(1949年)に新制国立大学として創設され、今年10月、70周年を迎えました。

この70年の間には、医学部の開設(1973年)や大学の法人化(2004年)など、大学にとって様々な出来事がありましたが、地域との密接な関係を築きながら、ともに歴史を歩んでまいりました。日本のみならず、世界で活躍する10万人以上の卒業生を輩出してきたこと、有機ELやナスカの地上絵研究、重粒子線がん治療など、世界をリードする研究として大きな成果を挙げてこられたのも、日頃から本学の教育研究活動をご支援いただいている、地域の皆様方のご支援の賜物と深くお礼申し上げます。

18歳人口の減少など、大学にとっては、これから非常に厳しい時代を迎えることが予想されています。そのような厳しい社会の中でも、山形大学が力強く前進していくために、私たちは、70周年の節目を「山形大学をひとつにするきっかけとする」機会ととらえました。次の10年も、学生と地域の皆様がともに学びあい、そして山形大学が社会の変革の原動力となれるよう――「地域創生」「次世代形成」「多文化共生」の3つの使命を実現する大学づくりを推進してまいります。

山形大学70周年特設記念サイト