やまがた夜話 2025「日本列島はすごい~山形もすごい~」(第1回)を開催しました(2/19)

大学コンソーシアムやまがたでは、県民の皆様に様々なテーマをわかりやすく解説する公開講座としてやまがた夜話を毎年開催しています。今年度は「日本列島はすごい~山形もすごい~」をテーマに3回シリーズで開講します。

第1回目は、2月19日(水)に山形大学小白川キャンパスふすまホールを会場にオンラインを併用して開催し、茨城大学教育学部の伊藤孝教授(山形大学理学部卒業)による「山形の「財産」を地学の眼で見てみよう」の講演を、一般市民、学生、本学卒業生等90名弱が聴講しました。伊藤教授は、ご自身の理学部地球環境学科の学生時代のお話、新書大賞2025を受賞した新書『日本列島はすごい』の出版背景、山形の「すごい点」など、わかりやすく解説され、講演後は予定時間をオーバーして活発な質疑応答が行われました。参加者アンケートでは「地質が文明の基礎となっていることを改めて実感した。」、「日本列島のメリット・デメリットを含めての「すごい」を感じられてよかった。」、「地球全体を俯瞰しての成り立ちの解説面白かったです。山形の特異な位置、成り立ちも良く分かりました。」等感想が寄せられました。

なお、今回の夜話では講演会前後に理学部内の「地球ミュージアム」を開放し、多くの参加者が理学部の岩田尚能准教授の解説を聞きながら展示された化石等について学んでいました。

次回(第2回)は、3月4日(火)18:00-山形大学理学部の伴雅雄教授による「やまがた百名山の火山(鳥海山、蔵王山、吾妻山)のすごさ」です。ぜひご参加ください。

やまがた夜話2025

 

進行の栗山恭直教授(大学コンソーシアムやまがた企画会議委員長)

40名以上が聴講した会場(ふすまホール)

 

講演する伊藤孝教授(茨城大学)

「地球ミューシアム」を見学する参加者