山形大学将来ビジョン|国立大学法人 山形大学 (yamagata-u.ac.jp)
【本件のポイント】
● 第4期中期目標期間の初年度である令和4年度、山形大学は、地方の活性化と地域の中核となる大学の実現を目指し、地域社会との連携を更に拡充するため、執行部に新たに社会共創担当副学長を加え、新体制がスタートする。
●また、これまでの「山形大学の将来構想」を一新し、「山形大学将来ビジョン」を新たに策定。さらに、第4期中期目標期間を迎えるにあたり、「山形大学将来ビジョン」に基づき「国立大学法人山形大学 第4期中期目標・中期計画」を策定。
●併せて、これらの施策の達成及び本学が直面している課題解決に向け、令和4年度に本学が行う実行計画として、「令和4年度山形大学行動計画」を策定。
【概要】
国立大学は、令和4年度より第4期中期目標期間を迎えます。それとともに、山形大学も新たなスタートを切ることとなりました。
運営体制については、執行部に社会共創担当副学長を加え、新体制がスタートします。
また、従来の「山形大学の将来構想」を一新し、「山形大学将来ビジョン」を策定しました。これは、社会が急激に変化し先行きの見えない中、山形大学が3つの使命(地域創成、次世代形成、多文化共生)をこれからも果たしていくため、「つなぐちから」をキーワードとし、地域とともに歩む大学の真の在り方を心に刻むべく新たに策定したものです。そして、山形大学が「コモンズ」として目指す4つのビジョンを提示しています。
さらに、第4期中期目標期間を迎えるにあたり、「山形大学将来ビジョン」に基づき「国立大学法人山形大学 第4期中期目標・中期計画」を策定しました。この中では、SDGsの達成に貢献する教育、研究および社会との共創を推進し、持続可能な‘幸福社会’の実現を目指すことを基本的な目標に掲げ、「社会との共創」を重点事項とし、山形県内の大学、地方公共団体、産業界、医療界等が一体となった「地域連携プラットフォーム」の設置をはじめとした34の計画を策定しております。
そして、これらの施策の達成及び本学が直面している課題解決に向け、令和4年度に本学が行う実行計画を「令和4年度山形大学行動計画」としてまとめました。教育、研究、社会共創、経営に関する41の計画を策定しております。
新たなスタートを切る令和4年度、山形大学は、これらの施策・計画の下、全力で取り組んでまいります。
【山形大学将来ビジョン「つなぐちから。山形大学 ―共育・共創・共生による持続可能な幸福社会の実現―」】
・「つなぐちから」をキーワードとし、急激に変化する社会において山形大学が3つの使命(地域創成、次世代形成、多文化共生)を果たしていくために、地域とともに歩む大学の真の在り方を心に刻むべく策定。
・基本宣言として、社会との共育・共創・共生の実践による幸福社会の実現と、つなぐちからにより「コモンズ」として地域から愛され、地域とともに発展する大学となることを掲げている。
・「コモンズ」としての山形大学が目指すビジョンとして、教育、研究、社会共創、経営の4つのビジョンを提示。
<ビジョン>・教育:学生と地域をつなぎ、多様な「共育」環境を創出
・研究:幸せの素となる知を、あらゆる角度から総合的に創出
・社会共創:多様な人材と地域の新たな価値を創出、頼れるパートナーへ
・経営:ステークホルダーが積極的に参画する戦略的経営を推進
※山形大学将来ビジョンHP:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/future_vision/
【国立大学法人山形大学 第4期中期目標・中期計画】
・SDGsの達成に貢献する教育、研究および社会との共創を推進し、持続可能な‘幸福社会’の実現を目指すため、
第4期中期目標期間における基本目標として以下の5つを提示。
1 幸福な社会を実現する人材の育成
2 持続的な発展と新たな知の創造に貢献する学術の推進
3 地域の創生を加速する社会との共創の場の構築
4 高度医療の推進と地域連携に基づく充実した医療体制の構築
5 持続的に発展する経営体としての自己変革
・中期目標は、文部科学省の大綱に示された25の項目から、16項目を選択。
・中期計画は、「社会との共創」「教育」「研究」「医療」「経営」の各分野において合計で37の計画を策定。
・「地域連携プラットフォーム」の設置、数理・データサイエンス・AI教育の全学生への提供、有機材料等研究への重点支援、重粒子線がん治療の推進、ステークホルダーとの対話促進等の計画を盛り込んでいる。
・第4期中期目標期間は、令和4年度から令和9年度の6年間。
※第4期中期目標・中期計画HP:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/middle/fourth/
【令和4年度山形大学行動計画】
・本学が当該年度に行う具体的な実行計画をステークホルダーに積極的に発信することを目的に、令和4年度より「山形大学行動計画」を策定。
・令和4年度版については、教育、研究、社会共創、経営に関して、以下の計画を含め41の計画を策定している。
<山形大学がリードする社会共創(No.24)>
・山形県内の産官学金医の連携により、新たに「やまがた社会共創プラットフォーム(仮称)」を設置し、山形県内の様々な課題克服に向けた活動を開始します。
<高度先進医療の提供(No.27)>
・東日本重粒子センターの本格稼働により、治療患者数の増加を目指します。
<法令と社会規範を遵守し、ハラスメントの無いキャンパスの創成(No.30)>
・社会規範を遵守し、ハラスメントの無いキャンパスとするため、全教職員の高い倫理観を醸成するための研修を行うとともに、未然防止の仕組みと組織体制を強化整備します。
・研究不正・研究費不正を根絶するための研修を全教職員へ行うとともに、再発防止に向けて既存制度の見直しを行い、取り組みを強化します。
※HPについては、令和4年5月中に公開予定。
お問い合わせ
【将来ビジョンに関すること】
総務部総務課秘書広報室
TEL 023-628-4008 メール yu-koho@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
【第4期中期目標・中期計画、令和4年度行動計画に関すること】
総務部企画IR課
TEL 023-628-4190 メール yu-kikair@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
山形大学の新体制について
【役員】
職名
氏名 任期
学長
玉手 英利 2020. 4. 1~ 2026. 3.31
理事・副学長(研究,産学連携担当)
飯塚 博 2022. 4. 1~ 2024. 3.31
理事・副学長(教育,入学試験担当)
出口 毅 同 上
理事・副学長(学生支援,学術基盤,広報担当)
矢作 清 同 上
理事・副学長(病院,財務担当)
根本 建二 同 上
理事・副学長(企画,評価・IR,総務,危機管理,内部統制担当)
花輪 公雄 同 上
理事(非常勤)(施設担当)
纐纈 晃 同 上
副学長(国際交流担当)
林田 光祐 同 上
副学長(社会共創担当)
大森 桂 同 上
副学長(人事・労務担当)
羽鳥 政男 2021. 4. 1~ 2023. 3.31
監 事
渡辺 均 2020. 9. 1~ 2024. 8.31
監 事(非常勤)
大森 夏織 同 上
【法人部局長】
職名 氏名 任期
小白川キャンパス長 大西 彰正 2022. 4. 1~ 2024. 3.31
飯田キャンパス長 上野 義之 同 上
米沢キャンパス長 黒田 充紀 同 上
鶴岡キャンパス長 村山 秀樹 同 上
附属学校運営部長 三浦 登志一 同 上
医学部附属病院長 佐藤 慎哉 2020. 4. 1~ 2023. 3.31
【大学部局長】
職名 氏名 任期
社会文化創造研究科長 是川 晴彦 2021. 4. 1~ 2024. 3.31
人文社会科学部長 是川 晴彦 2022. 4. 1~ 2024. 3.31
教育実践研究科長 中西 正樹 同 上
地域教育文化学部長 中西 正樹 同 上
理学部長 並河 英紀 同 上
医学系研究科長 上野 義之 同 上
医学部長 上野 義之 同 上
理工学研究科長 黒田 充紀 同 上
有機材料システム研究科長 伊藤 浩志 同 上
工学部長 黒田 充紀 同 上
農学研究科長 村山 秀樹 同 上
農学部長 村山 秀樹 同 上
大学院基盤教育機構長 出口 毅 同 上
学士課程基盤教育機構長 三上 英司 同 上
URL https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/press/20220407/03-2/